SDGsは家庭のコミュニケーションツールとしても使える!
日下部:さまざまな人と会話するために、「SDGsでもこう言ってるよ」とか、「世の中ではこうなんだよ」って、ツールの一つとしてSDGsを使ってもらうと、興味やコミュニケーションが深まるかもしれませんね。
佐々木:そうですよね。私もツールとしての使い方はとてもよいと思ってます。指標として世界で共通認識はあるけれど、みんな価値観が違ってみんないい、なのかなと。
小山:17の目標というと壁があるけれど、「たとえば、保育園でこんなことがあってね」「家でのこんな取り組みって…」と日々の出来事と重ね合わせると、リンクしやすくて、自分ごとなんだなと感じますね。日々の困ったこととか育児や家事のどうしたらいいかな?という悩みなんかともつながりますね。
日下部:具体的な話とのリンクがされると、みんなグッと深まっていきますよね。
齋藤:今日はとても勉強になりました。仕事をしている一人の人として、SDGsのCSRの違いも知識が深まりましたし、特にプラゴミのことは、子どもとも話をしたことがあったのですが、今度は一緒にアクションもできたらいいなって思っています。
永見:仕事柄、色々調べたり興味を持っていたのですが、子どもに伝えたり、一緒に行動するためという視点では初めて考えたので、今日はそのヒントをもらえました。
矢澤:難しいことを難しく考えると、どうしても距離が縮まらないなと思っていたのですが、興味を持って探求していくと自分の暮らしにつながる瞬間があるなと感じました。たくさんの人がSDGsの目標をもっと身近に捉えられるようになれたらいいですね。
小山:みなさま、今回は貴重なお話をありがとうございました!
「ワオ!クエスト」ご案内
矢澤さんが代表を務める株式会社イースマイリーでは、SDGsや社会課題など、当事者ではないと自分との距離を感じてしまうテーマについて絵本とワークショップを活用して楽しく学び、体験できるプログラム「ワオ!クエスト」を準備中です。「ワオ!クエスト」では、現場の第一線で活躍されている社会的な活動団体と連携して、絵本やワークショップの監修・アドバイスをいただき、正しく、質の高いプログラムを提供できる体制で開発をしています。6〜7月に正式公開予定なので、ぜひご期待ください!
後編では、プラゴミ問題を、お魚やおすしに結びつけて話したところから、ジェンダーギャップについて取り上げ、目標一つが解決すると、他のゴールにも結びつくこと、さらに日頃の子どもとの生活に結びつけて、お互いの事例を出しながら考えを深めていきました。 振り返ってみると、日々の出来事はどれもSDGsと結びついているのだなと思わされますね。また、親の私たちがしっかりリテラシーを持つことで子どもとの接し方が変わるというところはハッとしました。難しく考えすぎずに、毎日「これどうなのかな?」と小さな疑問を持つことからまずは初めてみるとよいのかもしれません。そうした小さな積み重ねがSDGsのゴールへとつながっていくとよいですよね。
提供・LAXIC
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