日当駅
樽見鉄道沿線でも、1・2を争う桜の名所です。駅のホームを覆うように咲く桜と、駅へと続く鉄橋がなんとも絵になります。桜の季節には多くの写真好き・鉄道好きがカメラ片手にたくさん集まる、まさに絶好の撮影スポットです。
淡墨桜(樽見駅)
日本三大桜の一つに数えられ、国の天然記念物にも指定されている根尾谷の「淡墨桜」。岐阜県本巣市根尾にある、樹齢1,500年を超えるエドヒガンザクラのことです。
蕾の時は薄いピンク、満開時は白っぽく、散り際は淡い墨色と、様々な表情が楽しめるのが特徴です。散り際の淡い墨色が「淡墨桜」の名前の由来となっています。
淡墨桜は、樽見鉄道の執着駅「樽見駅」から徒歩約15分の淡墨公園内で見られます。車でのアクセスも可能ですが、一本道でもあり桜の時期は激しい渋滞となりますので、時間にゆとりを持って出掛けましょう。
沿線の立ち寄りスポット
谷汲山華厳寺(谷汲口駅)
西国三十三所霊場の三十三札所にあたり、歴史ある古いお寺です。総門から本堂まで約1kmにも及ぶ参道には、食事処や土産店が数多く立並んでおり、参拝のついでに食事や買い物を楽しむ事もできます。
また春には桜、秋には紅葉の名所として知られ、多くの参拝客が訪れます。御朱印は3種類あり、「現在」・「過去」・「未来」を意味すると言われています。
樽見鉄道の「谷汲口駅」から、コミュニティバスで約10分で総門前に到着します。
うすずみ温泉(樽見駅)
乾燥から肌を守り、保温効果が高いと言われる、うすずみ温泉は、おとな850円で日帰り入浴も楽しめます。館内にはレストランや休憩所も完備されており、ゆっくりと旅の疲れを癒す事ができます。
終点の樽見駅とは、電車の時間に合わせて無料のシャトルバスで結ばれています。敷地内にはホテルもあり、宿泊地としても利用可能です。
道の駅「織部の里・もとす」(織部駅)
織部駅と併設する道の駅です。日本で初めて、鉄道の駅に併設する道の駅としてつくられました。
道の駅では、地元で採れた新鮮な野菜や果実などが購入できる売店や、レストランがある他、「そば打ち体験」ができる体験館(要予約)や、古田織部を紹介する「織部展示館」があります。
沿線旅の途中に下車して、お土産などを購入するのにも最適です。
沿線の特産品
水饅頭(大垣市)
鈴鹿山脈や養老山地に近い大垣は、周りに多くの河川が流れ、良質な地下水が豊富に湧き出る土地で、別名「水の都」と言われています。そんな名水の町大垣から生まれたお菓子が「水饅頭」です。JR大垣駅前には、老舗和菓子店が何軒か店を出しており、3月下旬頃から店先で「水饅頭」の販売をしています。
旬を迎える夏には、大垣の夏の風物詩として地元のみならず観光客の皆様にも親しまれている1品です。
富有柿(本巣市)
甘柿の一種で、とろけるような柔らかさと、強い甘みが特徴です。西日本を中心に全国で一番多く栽培されている品種ですが、樽見鉄道沿線は富有柿発祥の地として多くの人に知られ親しまれています。
甘柿の旬は晩秋であるため、桜の季節には出回りませんが、秋になったら取り寄せなどで楽しんでみてはいかがでしょうか。
最後に
岐阜ののどかな風景の中を走る樽見鉄道。おすすめの季節は今回紹介した桜の時期ですが、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色も車窓から楽しめる、素敵なローカル列車です。
1日の運行本数もけして多くはありませんが、時間にゆとりを持って、ゆっくりとローカル列車の旅に出かけてみてはいかがでしょうか!
提供・トリップノート
【こちらの記事も読まれています】
>【豊洲】「チームラボ プラネッツ」徹底ガイド!お台場との違いは?
>東京のブルックリン!蔵前で行きたい散策スポット・お店16選
>【静岡】本当は広めたくない!柿田川湧水公園の神聖な見どころ5選
>京都・嵐山の人気観光スポットTOP15!旅行好きが行っている観光地ランキング
>【滋賀】SNS映えしそう!長浜のおすすめ観光スポット・お店10選