料理の写真の上手な撮り方《注意点》

おしゃれで映える料理写真の撮り方って?スマホでもできるプロっぽい撮影テクニック
(画像=pexels.com、『Folk』より引用)

続いて、料理の写真を上手に撮る際に気を付けたい、注意点についてご紹介いたします。料理の写真は、美味しく見えるような撮り方をするのがコツです。まずは試しに写真を撮影してみて、料理の質感や色合いが美味しそうに伝わってくるか、見返してみると良いですね。

写真を見た人が、思わず食べたくなってしまうような撮り方ができたらばっちりです。また、光の当たり方・角度・指の映り込みなど、気になる点がないか注意して観察してみましょう。

暗くならないようにする

料理を撮影した時に、光が上手く当っていないと、全体的にどんよりしたイメージになってしまいます。料理が美味しく見えにくくなってしまうので、写真を撮影する時は、適度に光を取り入れるようにしましょう。

特に海鮮丼など、素材が透けていてみずみずしい場合は、より丁寧に光を入れるようにすると美味しく見えますよ。特に室外や窓際の席の場合は、逆光気味に撮影すると、太陽の光が反射して料理が美しく見えます。光を上手に使って、料理の色合いが鮮やかに見えるよう工夫してみてください。

料理によって撮り方を変える

料理によって撮り方を調整することで、より特徴的な写真を撮影できます。毎回同じ撮影方法でも良いですが、より食べ物を美味しそうに撮影するには、臨機応変に変化させることも大切です。料理を注意して観察して、大きさや形が魅力的に見える撮り方を探ってみましょう。

例えばハンバーガーであれば、ちょっと下の角度から撮影すると、ダイナミックで美味しそうな撮り方ができますよ。レストランでのディナーであれば、低めかつ、斜めのアングルで背景をぼかすとシックな印象に。

動きを大切にする

料理の美味しさが伝わる臨場感ある写真を撮るには、「動き」を意識してみましょう。より臨場感をアップさせるには、料理の構図の中に、動きを取り入れるのもおすすめです。

パンケーキにチョコレートソースをたっぷりかけている様子を撮影したり、ケーキのピースを手に取っている様子を撮影したりすると、今にも飛び出してきそうな臨場感を感じます。撮り方の工夫や動きがなく、「並べて撮っただけ」という印象にならないよう、注意すると良いですね。

余白を入れる

画面いっぱいに料理を並べたり、無秩序に道具を並べたりすると、写真に余白がなくなって窮屈な印象になってしまいます。料理を拡大して質感を撮影するズーム写真は別ですが、写したい料理の配置を工夫して、隙間を作るようにするのが上手な撮り方です。

テーブルの隙間や、何も置かないスペースを取り入れると、見せたいものがしっかりと伝わってきますよ。小さな物を撮影する時は、画面の端に寄せて、敢えて全部写さないようにするのも簡単な方法です。自然な余白が生まれるので、手軽にプロっぽい写真の撮り方ができます。

統一感をもたせる

写真に登場させるものに、統一感をもたせるようにするのも、料理の写真の上手な撮り方です。料理に全く関係のないメニュー表や携帯、私物などが映り込んでしまうと、そちらに意識がいってしまいます。

また、小物を取り入れる際は料理との関連性を意識しましょう。色合いや柄の組み合わせも考えるようにすると、より一層美しく統一感のある印象になりますよ。写真の風景として活用する場合は別ですが、関連性がないものはできるだけ写さないよう、注意しましょう。

バランスを考える

上手に料理の写真を撮影するうえで欠かせないのが、バランスです。お皿や小物などの配置したい物を、いかに美しく見せるかがカギになってきます。大胆に全部端に寄せて上から撮影する撮り方も良いですし、背景を壁や風景にして陳列し、シルエットを綺麗に見せる撮り方も素敵です。

「時短で撮影したい」「配置を考えるのが面倒」という時は、なるべくシンプルにするのが簡単な方法です。料理だけならアップ気味に撮影する、料理とコップ・カトラリーを上から撮影するなど、物を絞って構図を考えると上手くいきます。

主役を決める

写真のメインとなる主役を決めると、画面がスッキリとまとまります。特に、背景をぼかすタイプの写真の撮り方をしたい場合に、どれに注目させたいか考えて配置すると良いでしょう。

一方で、全部を主役にするという方法もあります。特に、上から料理を撮影するような構図の場合は、均等に配置することで一つの作品のように見せられますよ。その際は、色合いや食材の種類を揃えると、たくさん小物を使っても統一感をキープできます。

フィルターに注意する

アプリや携帯の機能で、気軽に取り入れられるフィルター機能ですが、色味に注意すると良いでしょう。料理が美味しく見えるのは、暖かい色合いの暖色系カラーです。ふんわりとした印象の赤みがかった色味のフィルターを活用すると、料理がより美味しく見えますよ。

レストランなどで撮影した写真が、店内の照明の影響で白く映ってしまったという時は、後から携帯の機能でホワイトバランスを調整できます。特に野菜や果物は、彩度がはっきりしていたほうが新鮮で美味しそうに見えますので、適宜調節してみましょう。

料理の写真の上手な撮り方まとめ

今回は、料理写真の上手な撮り方や、プロっぽく撮影する方法ついてご紹介いたしました。光の入れ方や構図次第で、全く違った印象になりますよね。

気になる撮り方や撮影方法がございましたら、ぜひ参考にしてみてください。撮影する料理や、撮影時の環境によって撮り方が変わるところも、料理写真撮影の楽しいところです。

上手な写真が手軽に撮れるアプリも充実していますので、便利機能も活用しながら、より素敵な撮り方を研究してみてくださいね!
提供・Folk



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