梅雨を迎える6月。雨が似合うアジサイの名所など、梅雨時でも楽しめるスポットが日本全国にあります。6月のお休みにおすすめの国内旅行先をご紹介します。

1.【青森県】奥入瀬渓流

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

奥入瀬渓流とは十和田湖から流れ出る奥入瀬川の、子ノ口(ねのぐち)から焼山まで続く全長約14kmの流れ。十和田湖とともに国の特別名勝・天然記念物に指定されています。

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

「三乱の流れ」や「阿修羅の流れ」など代表的な流れのほか、大小魅力の異なる滝、苔むした岩など見どころ豊富。晴天の日はもちろん、雨の日でも趣のある景勝地です。5月下旬〜6月中旬ごろは新緑も楽しめます。

2.【神奈川】鎌倉

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(画像=トリップノートより引用)

梅雨の風物詩とも言えるあじさいの花。あじさいの名所の一つ・鎌倉のなかでも、アジサイ寺の別名を持つ明月院や長谷寺は、とくに多くの人が訪れる人気のみどころです。

明月院に咲くあじさいは、「ヒメアジサイ」という品種が中心。ブルーのあじさいで6月は境内が青く染まります。花はやや小ぶりで、梅雨の静かな雨にしっとりと濡れる様子は、お寺に咲くあじさいらしい情緒豊かな風景です。

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(画像=トリップノートより引用)

青一色に染まる明月院に対し、40品種以上のあじさいが咲きほこる、彩豊かな景色を楽しめるのが長谷寺。高台の斜面に植えられ、その間を縫うように散策路が設けられています。斜面を登っていくと、眼下に海と鎌倉の街が一望できる眺望の良さでも人気です。

3.【福島・新潟・群馬】尾瀬

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(画像=トリップノートより引用)

福島県・新潟県・群馬県の3県にまたがる尾瀬。一帯が国立公園として整備され、自然景勝地として広く知られています。

6月の尾瀬の見どころと言えば、なんと言ってもミズバショウ。6月初旬には尾瀬ヶ原の湿地に白いミズバショウが一斉に花開く風景が見られます。尾瀬ヶ原へ向かう最短ルートは、群馬県の片品村に位置する鳩待峠からの入山。木道が整備されており、他のルートより歩きやすく初心者の方にもおすすめです。

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(画像=トリップノートより引用)

6月中旬以降になると、尾瀬ヶ原より標高の高い尾瀬沼でもミズバショウの開花が始まります。尾瀬沼へは、福島県の沼山峠からの入山が最短ルート。沼山峠からの道程も足元が整備されており、歩きやすいハイキングコースとなっています。

4.【京都】西芳寺

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(画像=トリップノートより引用)

苔寺の異名をもつ西芳寺。境内の敷地は9千坪の広さで、その敷地内のいたるところがコケの緑のじゅうたんで覆われています。

6月の梅雨時期はコケがもっとも成長する時期で、生き生きとした緑鮮やかなコケが雨露に濡れる様子はまさに風情のある美しさ。木々の緑とコケの緑とがあいまって、心の休まる風景が広がります。

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(画像=トリップノートより引用)

西芳寺の拝観は完全予約制。見学希望日の2ヶ月前から往復ハガキでの申し込みとなります。拝観料は3,000円で、庭の拝観だけでなく、写経などの体験もセットになっています。

5.【京都】瑠璃光院

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

八瀬の自然に囲まれひっそり佇む「瑠璃光院」。しばらく非公開でしたが、近年は春と秋に二ヶ月間ほど特別公開をしています。2019年春の公開は、4月15日(月)~6月30日(日)の予定です。

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

ここ数年インスタ映えする絶景写真で話題となり、紅葉が黒いテーブルに反射する光景が絶景だとSNSで人気が火がつきましたが、春の青もみじもまた絶景。紅葉の時期よりは混雑は緩やかなので、一度「瑠璃光院」を拝観してみたい方はぜひ、春の特別拝観の時期に訪れてみてください。

6.【静岡】下田公園

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

梅雨の時期には、なんと15万株300万輪の紫陽花が咲き誇る静岡県の下田公園。その数は日本一と言われ、青やピンクの美しい紫陽花が梅雨の鬱陶しさを吹き飛ばしてくれます。これだけの規模で、なんと見学無料なところも嬉しい♪

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

下田公園のあじさいは品種もさまざまで、早いもので5月下旬から徐々に咲き始め、7月上旬まで楽しむことができます。

7.【愛知】茶臼山高原・天空の花回廊「芝桜の丘」

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

毎年5月〜6月にかけて愛知・茶臼山高原で開催される天空の花回廊「芝桜の丘」。2007年から芝桜の植栽を始め、年々規模が大きくなり、現在では22,000平方メートルの広大な敷地に、約40万株の芝桜が咲き誇ります。

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

寒さに非常に強く、芝のように地を這い、春には小さな花が地面を覆う北アメリカ原産の多年草である芝桜。ピンク、白、淡青、青紫など、色と形の異なる6種類の芝桜が、標高1,358mの山頂付近に花回廊を織り成します。