どこで申し込めるの?お得に申し込む方法は   

(写真=PIXTA)

では、つみたてNISAはどこで申し込むのがいいのでしょうか。

実は、金融機関によって、商品数、店舗窓口や専用電話の有無など、使いやすさに大きな差があります。始める前に、自分の要望を満たす金融機関なのかよく確認しておきましょう。

比較するポイントは、主に次の2つです。

  • 取扱商品数の多さ
  • 店舗窓口や専用電話があるか とはいえ、始めての人はどこの金融機関を選べばよいか迷いますよね。以下、投資ビギナーにも使いやすいことで評判の金融機関を、いくつかご紹介します。参考にしてください。

    商品数が圧倒的に多い「SBI証券」

    SBI証券は、つみたてNISAの商品数が100本以上と豊富です。また、Webサイトだけでなく、対面で口座開設などができる店舗「SBIマネープラザ」が全国にあるのが特徴です。

    商品数が多くポイントも貯まる「楽天証券」

    楽天証券も、商品数は100本以上あり豊富です。大きな特徴は「楽天スーパーポイント」に対応していることで、つみたてNISAでもポイントを貯めたり使ったりすることができます。

    また、SBI証券も楽天証券も、提携の銀行で自動入出金(スイープ)サービス預金を持っていると、その預金をそのまま株の購入資金に使える便利なサービスがあります。

    対面で相談しやすい「りそな銀行」

    対面で口座開設から商品選びまで相談したいなら、りそな銀行も頼りになりそうです。

    店舗数が全国326カ所にあり、対面や電話での対応に力を入れています。

    商品は4つの自社商品のみと少ないですが、預金も含めて総合的に資産形成を相談できるのは銀行ならではのメリットです。

    お買い物ついでに気軽に寄れる「イオン銀行」

    全国のイオンで、お買い物のついでに口座を開けるのが特徴です。商品数は20本とまだ少ないのですが、WAONポイントの還元もあり、イオンを利用する人にはお得です。

    「つみたてNISA」を利用しない手はない

       つみたてNISAは、忙しくてお金や投資のことを考える時間をとれないという人にこそ、最適な制度です。利益に対して税金ゼロで堅実にお金を増やせるつみたてNISA。利用しない手はありません。もし、毎月数千円程度の余裕資金があるなら、今から始めてみませんか。

    文・深川美幸(ファイナンシャル・プランナー)/DAILY ANDS

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