長崎県島原市は「鯉の泳ぐまち」として知られ、市内のあちこちに湧き水があります。昔ながらの町並みで、どこか懐かしい気持ちにさせられます。本記事では主に、湧水&食に関するスポットを7つに分けてご紹介しています。
島原市はどんなまち?
湧水群は必見
島原市は、長崎県南東部の島原半島に位置し、有明海に面した港町です。まちは雲仙岳のふもとに広がり、地下からたくさんの湧き水が出ています。市内には約50か所もの湧水スポットが点在しており、それらを総称して島原湧水群と呼びます。加えては名水百選に選ばれています。
全長100メートルの水路を生かしたまちづくりが行われ、現在も町内会が中心となり、毎年5月になると、水路に鯉を放流しているそうです。
散策のポイント
以下よりご紹介するスポットは、実際に筆者がランチ~夕方にかけて巡ったルート順となっています。所要時間は約3時間でした。
町の見どころは凝縮されていますので、徒歩で移動可能です。町なかにある湧き水は、飲水可能のものが多いため、空のペットボトルを持参すると楽しめます。
それではさっそく以下より、おすすめの見どころをご紹介していきます!
【1】地魚専門店・平野鮮魚
平野鮮魚は、海鮮料理のお店です。お魚屋さんが運営しているため、新鮮な地魚をたっぷり味わうことができます。メニュー数が豊富で、どれもお手頃価格のため、ランチにおすすめです。
お店は店内から海が見えるロケーションで、雰囲気もばっちりです。
筆者は、看板メニューの海鮮丼(900円)を頂きました。10種類近くものネタがのっています。
ネタがあまりにも新鮮で美味なので、本当におすすめしたいお店です!ご飯とネタの間にはレタスが散りばめられていたり、とろろ芋がのっていたりと、お野菜も程よく摂れるところもいいですね。
【2】浜の川湧水
名水百選にも選ばれている島原湧水群の中で、最も代表的な湧水が浜の川湧水です。
現在も町内の人々が暮らしのなかで利用しており、生活に溶け込んだ湧き水となっています。貴重な水を無駄なく使えるように、4つの区画に水を流し込み、用途に合わせて使用しています。
湧き水はその場で飲めるようにもなっています。温度は16℃と冷たさは控えめです。また、湧き水のすぐ隣には「銀水」と呼ばれるカフェがあり、こちらも人気です。