日本は何位?気になるあの国の順位も

続いて、日本を含めた主要国の順位も見ていきましょう。

ドイツ 8位

EUのリーダー的存在のドイツはトップテン圏内です。購買力の高さはトップクラス、公害の少なさや気候のよさも住みやすさの面でプラスとなっているようです。

アメリカ 15位

GDP世界1位のアメリカは「購買力」が非常に高く、豊かな人が多いことがうかがえます。しかし、治安は65位の中国より悪く、安全性に問題がある点でトップ10圏外となっています。

日本 17位

GDP世界3位の日本もトップ10圏外です。「治安」と「医療の質」ではかなり良い指数が出ていますが、「生活コスト」と「収入における住宅費の比率」の高さが「購買力」を下げている点が足を引っ張る形となっています。

中国 65位

今や世界2位の経済大国となった中国ですが、住みやすさの順位は下から数えた方が早いようです。「購買力」や「公害」の指数は特によくない結果となっています。

経済大国と呼ばれる国でも必ずしも住みやすいとはいえないようですね。

「世界の住みやすい国ランキング」は今後順位が大きく変動する可能性も

「世界の住みやすい国」上位に共通する特徴は、「国民にある程度の財力があり、安全が脅かされるリスクが少ない」ことです。その点が住みやすさにおいて非常に重要であることがわかります。

ただ、現在はコロナ禍によって世界中で人々の安全が脅かされ、経済的にも生活が脅かされる状況となっています。各国のコロナ対策次第で、今後の順位が大きく変動する可能性があるでしょう。

文・大岩楓
元銀行員ライター。預金・為替業務に長く携わった経験をもとに、節約などの記事を多数執筆。現在はジャンルを広げて教育系の資格を生かした記事まで幅広く執筆。

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