ネパールコーヒーの生産から販売まで手掛けるコーヒーブランド「BIKAS COFFEE(ビカスコーヒー)」が、アグロフォレストリー農法の持続可能なコーヒー植樹を通して、新しいコーヒー体験を届けるプロジェクト『BIKAS COFFEE VILLAGE』を2021年5月8日(土)よりクラウドファンディングで開始します!!

『BIKAS COFFEE VILLAGE』

BIKAS COFFEE VILLAGE
(画像=MASHUPより引用)

このプロジェクトでは、ネパール連邦民主共和国(以下ネパール)カスキ郡にあるハルパン村(標高1,200m)で育てているコーヒーの苗を購入し、自分の名前が入ったコーヒーの木を植えることができます
環境保全でコーヒー農家の所得向上、そして消費者のコミュニティ形成を共通の価値でつなげる「植樹」。
その活動を通して地球温暖化の防止に貢献しながら、コーヒーの生産から消費までのサイクルにおける、新たなバリューチェーンの創出を目指します

コーヒーが直面している問題・・・

BIKAS COFFEE VILLAGE
(画像=MASHUPより引用)

世界中で多くの人に親しまれているコーヒーですが、現在、ある問題に直面しています。
それは、「地球温暖化による生産量の減少」です。
気温や湿度の上昇により、さび病というコーヒーにとって深刻な病気が発生しやすくなります。
さび病の被害が拡大することで収穫量の減少や品質低下を招き、コーヒー生産から撤退する生産者も多くなることが予想され、2050年にはアラビカ種の栽培地が約50%も減少するとも言われているんです・・・!!

BIKAS COFFEE VILLAGE
(画像=MASHUPより引用)

通常、コーヒー栽培はプランテーション農場で行われるのが主流なため、栽培には広大な土地が必要となります。
いかにして効率よくコーヒーを生産するかを第一に考えた結果、重機械での大量栽培、森林伐採が手段となり、環境破壊が起きているのが現状です。

しかし、「BIKAS COFFEE(ビカスコーヒー)」が仕入れているハルパン村のコーヒーの木は、野菜などを育てる畑と一緒に植えられたり、森の中に植えられたりしています
これらの方法は「アグロフォレストリー」「混植(こんしょく)」と呼ばれ、お互いの作物の特性を活かしあった「森をつくる農法」と言われています。

【良い点▼】
・コーヒー豆を「副業」のような感覚で栽培しているので、これまでの生活を無理に変えずに収入を上げ、収入源のリスク分散も可能!!
・森の中や樹木の下にコーヒーを植えることで、直射日光が苦手なコーヒーの木が成長しやすい環境を自然に生み出す◎
・農薬は使っておらず、肥料も家畜の糞尿や田んぼで採れた稲わらなど全て村の中で調達できる自然のモノを使用

ただ、山間部の斜面や段々畑で栽培しているため機械をいれることはできず、管理が全て手作業になるなど手間がかかります
また、収穫したコーヒーの実(コーヒーチェリー)を生豆にするまでに行われる洗浄や乾燥など何種類もの精製工程も手作業になるため、大量に生産をすることができません。
なので一般的にネパールのコーヒー豆が日本で出回ることもほとんどないんです・・・。

このハルパン村のコーヒーには、今後の持続的なコーヒー栽培や消費を促すためのエッセンスが存分に含まれていると考え、この栽培モデルが世界へ拡がることがコーヒー業界を良い未来へ導いてくれるという思いがあり、プロジェクトを開始