家計簿
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本記事は、づん氏の著書『楽しく、貯まる「づんの家計簿」 書きたくなるお金ノート』(ぴあ)の中から一部を抜粋・編集しています。

【よかったこと1】
家計について答えられるようになった

私が家計簿をはじめたのは、保険プラ ンナーさんに家計について簡単な質問をされたときに、全く回答できなかった悔しさからです。また、お金を預かっている立場なのに、夫に家計について説明できないことについても罪悪感を感じていました。

それらのことから、私は家計簿をつけるうえでの目標を“家計を把握すること”に設定し、固定費も特別費も1から10まで把握することに努めてきました。努力の甲斐あって、今はどんな質問をされても答えられる自信があります。

『楽しく、貯まる「づんの家計簿」 書きたくなるお金ノート 』
(画像=『楽しく、貯まる「づんの家計簿」 書きたくなるお金ノート 』)

【よかったこと2】
夫との関係が変わった

お金の把握ができていないときは、夫に「欲しいものがある」と相談されても「私だって我慢しているのに…… 」とつい喧嘩腰になってしまいました。

それが家計の把握ができてからは、普 段のやりくりがしっかりできるようになったので、文句を言ったり「無理!」と頭ごなしに拒絶したりすることはなくなりました。やさしく対応し、家計簿を見て冷静な判断ができるようになったのです。お金が原因で喧嘩することもなくなり、夫との信頼関係も強くなりました。

『楽しく、貯まる「づんの家計簿」 書きたくなるお金ノート 』
(画像=『楽しく、貯まる「づんの家計簿」 書きたくなるお金ノート 』)

【よかったこと3】
欲のバランスがとれるようになった

欲しいものは我慢せずに購入できるように、常に“欲のバランス”を考え、調節しています。

たとえば「息子がプラレールを欲しがっているけれど、夫も洋服を欲しがっている」という状況のときは、夫に相談してその月は息子の欲に比重を置き、夫は翌月にしてもらうことでひと月に出費が固まらないようにします。これが欲のバランスです。NOではなく確実な未来なので、ストレスをためることなく待つことができます。

『楽しく、貯まる「づんの家計簿」 書きたくなるお金ノート 』
(画像=『楽しく、貯まる「づんの家計簿」 書きたくなるお金ノート 』)

【よかったこと4】
家族との思い出がよりよいものに

私の家計簿は買った記録だけでなく、できるだけその日の印象に残ったことをメモするようにしています。日記が続かない人も、家計簿なら記録のついでにちょっとしたことを書くだけでよいので続けられます。

また、特別費予算を立てるときに誕生日などのイベント予算も組み込んでおくことで、突然お金の心配をする必要がなくなりました。以前はせっかくのお祝いの日にお金のことを考えてしまい、心から楽しむことができませんでしたが、今は安心してお祝いすることができます。

『楽しく、貯まる「づんの家計簿」 書きたくなるお金ノート 』
(画像=『楽しく、貯まる「づんの家計簿」 書きたくなるお金ノート 』)
撮影:吉田写真堂

【よかったこと5】
いるものしか買わなくなった

家計を把握するうちに、本当に欲しいものと、そんなに強く欲しいと思っていないものなのに買ってしまっているものがあることに気付きました。

そのうえ、お金に余裕がないからこそ「お得なものは買わないと! 」と使命感に燃え、ストックがあるのに必要以上に買い物をすることもよくあったんです。

本当に欲しいものは部屋があふれるほどはありません。「ものが増えること=欲が満たされる」という思考に陥っている人は少なくないでしょうが、家計簿を通して、本当に欲しいものを買っているか、一度振り返ってみるのはどうでしょうか。

『楽しく、貯まる「づんの家計簿」 書きたくなるお金ノート 』
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【よかったこと6】
底値がわかるようになった

家計簿にどの店で、何をいくらで買ったかを書いていくと、品物の底値を把握できるようになります。たとえば、私の好きな食パンはA店では180円ですが、B店では160円です。20円の差はひと月に換算すると、大きいですよね。ひとつひとつどこで、何を買ったかを家計簿に書き写していくだけで、底値は自然と頭に入ってきます。

底値を知って、上手なやりくりを目指 しましょう!

『楽しく、貯まる「づんの家計簿」 書きたくなるお金ノート 』
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楽しく、貯まる「づんの家計簿」 書きたくなるお金ノート
づん
鹿児島県出身。現在、島根県で3人の子育て中。自作の家計簿をインスタグラムに投稿したところ、美麗でわかりやすいと大人気に。現在インスタグラムでのフォロワー数は6.9万人を突破している。

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