「自分で自由にできるお金が欲しい」「家事や育児の合間で気軽に稼ぎたい」「社会と接点を持ちたい」

こうした理由から、主婦の方が資産運用を検討しているケースは多いです。「資産運用は大金がなければできない」と思いがちですが、少額でも始められる資産運用もあります

今回は投資をこれから始める方に向けて、初心者が資産運用で失敗しにくくなるためのコツや、投資未経験の主婦におすすめしたい投資方法についてご紹介します。

貯蓄と投資の違いは「リターンとリスク」

投資と貯蓄の違いは、「リターンとリスク」の関係にあります。

貯蓄は資産が減るリスクがない一方、資産を増やすこともできません 。一方、 投資をすることで資産が目減りするリスクもありますが、大きく増やせる可能性があり ます。

投資のリスクとリターン

出典=投資信託協会「リスクとリターン」

お金を増やす手段として、副業やパートなどもあるかと思います。そういった自分の時間を使って働く「労働」と比較すると、資産運用の場合は自分が寝ている間も「お金に働いてもらう」という点も特徴です。

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投資初心者は「長期積み立て」「資産分散」でリスク管理

資産運用にはリスクがつきものです。重要なことは、リスクをできるだけ抑えながら、リターンを得ていくことです。

イギリスに、「卵はひとつのカゴに盛るな」ということわざがあります。

これは、「卵を一つのカゴに盛るのではなく、いくつかのかごに分けて盛ることで、卵が一度に割れてしまうことを防ぐ」という教えです。

資産運用に置き換えると、リスクをできるだおさえるには、「投資先や投資時期を分散させる(=大切な資産を一つの「カゴ」に盛らない)ことが大切」という意味になります。

▼卵を一つのカゴに盛らない!初心者におすすめの投資法

長期積み立て 一度に資産を投入するのではなく、コツコツ長い時間をかけて資産を積み立てる

資産分散

1つの国や地域、1つの企業に集中的に投資をするのではなく、さまざまな国や企業、資産に投資をする

主婦につみたてNISAをおすすめする理由

ただし、「長期積み立て」「資産分散」をする際、悩むのは「どんな商品に投資をしたらよいのか?」ということ。

しかし、金融商品にはたくさんの種類があり、自分にぴったりの商品を選ぶのは至難の技です。

そこでおすすめしたいのが「つみたてNISA」です。

なぜならば、つみたてNISAは、金融庁が「投資に適している」と判断した投資信託などに投資商品が限定されている制度であるためです。投資できる商品があらかじめ選別されているので、つみたてNISAならば初心者が自分に合う商品を選ぶ手間が軽減されているというわけです。

「金融商品を選ぶ手間がラク」という他にも、つみたてNISAをおすすめ理由があります。

少額から始められる

つみたてNISAは毎月100円からと、無理のない金額から始められるのが特徴です。非課税投資枠は年間最大40万円、月にすると3万3,000円が上限なので、それほど大きなお金が必要になるわけではありません。また、つみたてNISAは決めたタイミングで自動的に買い付けてくれるので、手間がかかりません。

最初は少額から始めて、経済の状況に合わせて投資したお金がどのように変動するのかを学ぶことをおすすめします。その後、余裕があれば金額を増やしていくと、さらに投資の楽しさやメリットに気づくでしょう。

リスクが低い

つみたてNISAは、毎月コツコツ少額を積み立てて、長期にわたって運用するためリスクが低いです。とはいえ、投資の一種なので元本割れのリスクはあります。しかし、一度に多くの株式を買うことに比べると、リスクは格段に低いと言えます。

いつでも辞められる

つみたてNISAは、辞めたいときにいつでも辞められます。投資信託の売却は簡単で、積み立てていたお金はいつでも現金化できるため、急な出費にも対応できます。

つみたてNISAと比較されることが多いiDeCoは、一度加入すると60歳になるまでは原則として資金を引き出すことができません。必要なときにいつでも解約できるつみたてNISAなら、初めて投資をする人でも安心して運用できるのではないでしょうか。

得られる利益が非課税

本来、投資で得た利益には20.315%の税金(所得税・住民税・復興特別所得税)がかかりますが、つみたてNISAでは非課税です。

つみたてNISAの非課税期間は、20年です。毎年40万円を20年間積み立てたとすると、800万円の投資元本から得た利益が非課税になるため、節税効果は非常に大きいです。

例えば、投資信託を運用して得た利益が10万円だとすると、本来ならそれに20.315%の税金がかかり、2万円ほど税金が差し引かれて実際に受け取れるのは約8万円です。つみたてNISAなら、得た利益10万円をそのまま受け取れます。

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つみたてNISAの始め方

つみたてNISAの魅力がわかったところで、ここからは実際に始めるための手順を解説していきます。

1. 金融機関を選ぶ

まず、つみたてNISAを取り扱っている金融機関で口座を開設します。つみたてNISAはどの金融機関で口座開設しても、口座を開いただけでは手数料はかかりません。つみたてNISA初心者が金融機関を選ぶ際は 「取り扱い商品数」「最低投資金額」に気をつけて選定する と良いでしょう

ここでは、取り扱い商品が豊富で、100円から投資ができる金融機関の中から、特におすすめのネット証券を4社、紹介します。

■つみたてNISAにおすすめのネット証券4選

証券会社 ココがおすすめ つみたてNISA
対象商品数
最低投資金額
楽天証券
公式サイト
楽天ポイント
が貯まる
150本 100円
(毎月・毎日
SBI証券
公式サイト
豊富な商品
ラインナップ
160本 100円
(毎月・毎週・毎日
マネックス証券
申し込む
マネックスポイント
が貯まる
150本 100円
(毎月)
松井証券
申し込む
サポートが手厚い 150本 100円
(毎月)

楽天ポイントユーザーは必見!「楽天証券」

楽天証券は口座開設数440万口座を誇る大手ネット証券の一角。楽天証券のつみたてNISAを利用する最大のメリットは、楽天カードで引き落としができることです。

楽天証券のつみたてNISAで楽天カードのクレジットカード払いを利用すると、 決済額100円につき1ポイント が楽天カードより付与されます。

貯まった楽天ポイントを使って投資信託の積み立てもできるので、 ポイント投資に興味ある方におすすめ です。

取り扱い商品数はSBI証券に劣りますが、159本の選択肢があれば十分でしょう。

▼楽天証券のココがおすすめ
・楽天カードのクレジットカード払いにすることができる
楽天ポイントが貯まる
・貯まった ポイントを投資に回すこともできる

「楽天証券」の詳細を公式サイトでチェック

商品の豊富さNo.1「SBI証券」

国内口座開設数No.1売買代金シェアNo.1 などを誇るSBI証券は、ネット証券をこれから開設する人がまず検討する証券会社の一つ。

一番の特徴は商品の豊富さ。証券会社のうちNo.1の品揃えがあるので、自分に合う商品をきっと選べるでしょう。

積立回数の選択肢が多いのもSBI証券の強み です。他のネット証券であれば、積立回数は「毎月」と固定されているか、楽天証券でも「毎週」までしかカスタマイズできませんが、SBI証券ならば以下の5つから選べます。

毎日:毎日同じ日の違う時間ごとに分散投資できる
毎週:好きな曜日を選んで投資できる
毎月:1ヵ月のうち好きな1日を選んで投資できる
複数日:好きな日付を複数選んで投資できる
隔月:隔月での投資もできる

たくさんある商品の中から選びたいという方、とりあえず大手だと安心感があるという方はぜひ検討してみてはいかがでしょう。

▼SBI証券のココがおすすめ
国内口座開設数No.1
商品数が最も多い
・自分に合う頻度で 積み立て回数をカスタマイズ したい

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換金しやすいマネックスポイントが貯まる「マネックス証券」

マネックス証券は189万口座を誇る、SBI証券、楽天証券に次ぐ業界No.3のネット証券です。 米国株の取引 に力を入れていることで知られています。 投資初心者の方向けのロボアドバイザー「ON COMPASS」 を提供するなど、投資初心者にうれしいサービスも。

マネックス証券のつみたてNISAの特徴は、 投資信託を保有していると毎月、月内の平均残高の最大0.08%のマネックスポイントが貯まる 点です。

マネックスポイントは株式の手数料や Amazonギフト券、Tポイント、dポイント、永久不滅ポイント、nanacoポイント、WAONポイント、ANAやJALのマイルに交換できます

※注:マネックスポイントとは?
マネックス証券で投資信託を保有していたりすると貯まるポイント
貯まったポイントは寄付したり、株式手数料や仮想通貨、下記ポイントに交換できる。
dポイント/Amazonギフト件/Tポイント/nanaco/waon/永久不滅ポイント/ANAマイル/JALマイル

▼マネックス証券のココがおすすめ
・業界No.3の規模
・初心者にうれしいロボアドバイザーを提供
・さまざまなポイントに交換できる マネックスポイントが貯まる

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創業100年の老舗、手厚いサポート「松井証券」

1918年創業の松井証券は、 ネット証券の老舗 です。少額での株式投資の手数料が低いことなどから一部の投資家から根強い人気を誇ります。

松井証券の魅力は手厚いサポート体制にあります。松井証券の「リモートサポート」では、オペレーターがインターネットを通じてパソコン画面を共有しながら、操作方法を説明してくれます。

松井証券は無料で使えるアプリも充実。 「投信アプリ」では、ロボアドバイザーが一人ひとりに最適な資産の組み合わせを提案 してくれます。

▼松井証券のココがおすすめ
・創業100年の安心感
・画面共有しながら説明してくれる「リモートサポート」
ロボアドバイザー が資産の組み合わせを提案

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★つみたてNISAの金融機関、こんな人におすすめ!

選択肢が多いほうが良い人…「SBI証券」「楽天証券」
ポイントを貯めたい人…「楽天証券」「マネックス証券」
サポート重視な人…「松井証券」

2. 積み立てる金額を決める

ネット証券で口座を開設したら、積み立て金額を選びましょう。先程、ご紹介した金融機関ならば100円から積み立てることができます。

金融庁が2017年6月に発表した「つみたてNISAについて」という資料によると、国内外の株式・債券に分散投資し、20年間積立投資を行った結果、投資収益率が年率2~8%になったそうです。

上限金額の月3万3,000円を年利4%で20年間運用したとすると、20年後には約1,200万円になります。つみたてNISAでコツコツ積み立てれば、老後資金の一部として活用できそうですね。

3. 積立商品を選ぶ

最後に、どのような商品に投資するかを選びましょう。

投資信託は、運用手法によって「インデックス型」「アクティブ型」に分けられます。インデックス型は日経平均株価やTOPIXなどと同じような値動きをするためわかりやすく、ファンドマネジャーが積極的に運用を行うアクティブ型よりも圧倒的に本数が多いです。

投資初心者は、手数料が安いインデックス型を選ぶといいでしょう。

つみたてNISAにおすすめのネット証券4選

証券会社 ココがおすすめ つみたてNISA
対象商品数
最低投資金額
楽天証券
公式サイト
楽天ポイント
が貯まる
150本 100円
(毎月・毎日
SBI証券
公式サイト
豊富な商品
ラインナップ
160本 100円
(毎月・毎週・毎日
マネックス証券
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マネックスポイント
が貯まる
150本 100円
(毎月)
松井証券
申し込む
サポートが手厚い 150本 100円
(毎月)

つみたてNISAはいくらから始めるのがベスト?

(写真=Kinusara/stock.adobe.com)

つみたてNISAは、100円から始められます。しかし、これではあまりにも少なすぎます。そこで、まずは毎月の予算の10%を投資に回してみてはいかがでしょうか。

毎月5万円の予算があるなら5,000円で、年間では6万円も投資に回すことができます。投資を続けるうちに少しずつでも増えていくことが楽しくなり、浮いたお金を投資に回そうと考えて節約するようになるかもしれませんね。いずれにしても、まず始めることが大切です。

主婦が投資を始めるならつみたてNISAがおすすめ

主婦が投資を始めるなら、毎月コツコツ積み立てられ、運用益が非課税になるつみたてNISAがおすすめです。

毎日100円、月々1,000円からといった少額から始めて、投資を学んでから金額を増やしていくと安心です。長期運用で得られるつみたてNISAのメリットを活用しましょう。

文・ことりえ
所属・ファイナンシャルプランナー
奈良県在住のフリーライター。長年生命保険の営業に従事した後、ライターとして独立。会計・税務・保険の記事を中心に執筆活動をしています。FP資格保有

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