実は、塩には苦味や酸味に対して「抑制効果」があるため、
味がマイルドに感じられるという特徴があります。

コーヒーに塩を入れると美味しい?塩の効果とは~名古屋テレビ「ドデスカ!」にて解説しました~1.jpg
(画像=『味覚ステーション』より引用)

食品の食べ合わせの効果として、主に以下が挙げられています。

【対比効果】2種類以上の異なる味を混合したときに、一方または両方の味が強められる現象。

【抑制効果】2種類以上の異なる味を混合したときに、一方または両方の味が弱められる現象。

【相乗効果】同じ味をもつ2種類以上の呈味物質を混合したときに、相互に味を強め合う現象。

苦味に塩味を少量入れると抑制効果が働くため、
コーヒーに塩を入れると苦味が抑えられマイルドに感じる、と言われています。

※私は以前、日本茶と相性の良い食べ合わせを考えるお仕事をさせていただいたことがあるのですが、、、

そのときも、日本茶と塩は相性抜群で、抑制効果が働いて味がマイルドになり、とても飲みやすくなりました。

これらの効果が働くための味の組み合わせは、
なんでもいいという訳ではないのですが、

なんと塩は、他の基本五味のどの味についても何らかの効果を示す「万能」な特徴を持ちます。

甘味と塩味・・・対比効果(例:スイカに塩をかけると甘さが増す)

酸味と塩味・・・抑制効果(例:魚の塩焼きにレモンをかけると塩気が抑えられる)

苦味と塩味・・・抑制効果(例:コーヒーに塩をいれると苦味がまろやかになる)

うま味と塩味・・対比効果(例:味噌汁とダシを合わせるとうま味が際立つ)

冒頭で述べた内容だけでなく、
このような観点からも、塩はとても特徴的な食品である、と言えますね!

最後になりましたが、このたびの取材でお世話になりました皆様、ありがとうございました。

日本味覚協会ではこのような活動を通じてこれからも味覚の普及活動に努めてまいります。
出演・取材のご依頼などはお気軽にお問い合わせページよりご連絡いただけますと幸いです。

よろしくお願い申し上げます。

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本日のまとめ
・コーヒーに塩を入れると味がマイルドになりおいしく感じる。
・その理由は「抑制効果」が働くから!
・食欲は抑制せずに生きていきたいと思っています。
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提供・味覚ステーション

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