60歳で定年退職し、悠々自適な年金暮らし……そう夢見ているあなた。しっかりとした計画を立てておかないといざというときに後悔するかもしれませんよ。
一般には潤沢に思える老後資金があっても、お金の悩みを持つ人もいます。実際に老後資金に悩みを抱える人の相談内容をのぞいでみましょう。
退職時には3,000万円あった貯金が……
「息子に怒られてしまいました……。」68歳のMさんは、そう言ってがっくりと肩を落としました。職業人生の最初から最後まで大手メーカー1社で勤めあげ、潤沢な退職金や年金で老後資金は万全、念願だった老後の暮らしを夫婦で満喫していたはずのMさんですが、わずか数年でお金の悩みを抱えてしまったのです。
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子供の教育費にお金をかけすぎた晩婚夫婦の末路
日本人の結婚年齢は年々遅くなっており、今では30代での結婚も普通になってきました。実際に、東京都の初婚年齢の平均は男女とも30歳を超えています。晩婚化が進むに従い、30代後半や40歳前後で子供を授かる夫婦も増えています。出産自体はおめでたいことですが、心配なのは教育費と老後資金の準備です。子供がかわいいからと教育費にお金をかけすぎると、老後の生活が破綻するかもしれません。
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住宅ローンの完済は79歳！？
収入が多くても、支出が多いために将来への備えがない方がいらっしゃいます。今回のご相談者のFさんご夫婦（夫57歳、妻54歳）は、何とかなるだろうと、お互いに家計の支出に目を向けていませんでした。定年が身近に感じられる年齢になり、79歳完済としている住宅ローンのことが気がかりになっているというご相談です。
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人生100年時代の老後計画
老後の人生は思っているよりも長いものです。人生100年時代の老後生活に向けて、お金で失敗しないためにしっかりと準備を進めておきましょう。
文・fuelle編集部
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