砂湯も人気の「屈斜路湖」

2泊3日で網走・知床・釧路の人気スポットをめぐる観光モデルコース
(画像=PIXTA トリップノートより引用)

摩周湖の北西にある「屈斜路湖」は、北海道ではサロマ湖に次ぐ2番目に大きい湖で、カルデラ湖としては日本最大の大きさを誇る淡水湖。湖畔からは日本一の大きさを誇る中島に遮られ、全貌を見ることができないほど大きな湖です。周辺は火山地帯となっているため温泉も多く湧いています。

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屈斜路湖の湖底からもお湯が湧いており、湖岸を掘るとお湯が出てくる「砂湯」が人気です。ベンチのある場所で砂を掘ると、自分だけの天然足湯の出来上がり!夏場は、水着を着て野天風呂を楽しむ人の姿も見られます。

マリモが生息することで知られる「阿寒湖」

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屈斜路湖から車で1時間強の「阿寒湖」は北海道で5番目に大きい淡水カルデラ湖。冬には全面結氷となり、ワカサギ釣りやスノーモービル・スノーチューブなど、冬ならではのアクティビティを楽しむことができます。

阿寒湖の透明度は5mほどしかありませんが、これは水質が悪いというわけではなく、かつて天然記念物のマリモが絶滅の危機に瀕したときに水質改善に努め、マリモの生育に適した環境を保っているということなのです。

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阿寒湖を周遊する遊覧船もあり、景勝地の「滝口」やマリモの観察ができる「チュウルイ島」にも行くことができます。

北海道で最大の「阿寒湖アイヌコタン」

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阿寒湖を訪れたなら、あわせて訪れておきたいスポットが「阿寒湖アイヌコタン」。「コタン」とはアイヌ語で「村」や「集落」を意味し、阿寒湖アイヌコタンは北海道で最大のアイヌコタンです。北海道に住む人々に大きな影響を与えてきた、アイヌ民族の文化やアートに触れることができます。

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(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

アイヌ古式舞踊を観覧できる専用の劇場をはじめ、伝統工芸である木彫りや刺繍を販売している民芸品店などが並んでいます。阿寒湖温泉街の中心地からもすぐ近くに建っているため、阿寒を訪れる旅行客の多くが訪れる観光地です。

2日目夜:阿寒湖温泉の温泉宿に宿泊

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阿寒湖アイヌコタンを訪れた後は、そろそろ2日目の宿へ。道東きっての温泉街である「阿寒湖温泉」の宿に宿泊しましょう。阿寒湖畔に温泉宿や飲食店など150店舗ほどが軒を連ねる温泉街で、先住民族であるアイヌの人々が古くから利用してきた歴史ある温泉地です。

阿寒湖畔という立地からレイクビューを楽しめる宿も多く、穏やかな湖を眺めながら温泉に入浴すれば、ここまでの旅の疲れもきっと癒されることでしょう。

3日目午前:神秘の湖「オンネトー」散策の後は「釧路湿原国立公園」へ

3日目はまず、阿寒湖温泉街から車で20分ほどの神秘の湖「オンネトー」へ。その後は釧路方面へと車を走らせ、豊かな自然が残る「釧路湿原国立公園」へと足を伸ばしましょう。

一日に何度も色を変える「オンネトー」

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北海道三大秘湖の一つ、オンネトー。アイヌ語では「大きな沼」「年老いた沼」という意味ですが、一般的には湖の扱いです。日の射す角度や見る角度、季節や天気などによって一日に何度も色を変えることから、五色沼の異名を持っています。

他にたとえようのない、青とも緑とも言いがたい独特の色で、風のない日には雌阿寒岳(めあかんだけ・上写真左)と阿寒富士(上写真右)を湖面にくっきりと映し出す様がとても美しい湖です。

周囲には木道も整備されているので散策が楽しめますが、ヒグマの生息域でもあるので食べ物を持ち込まない、ゴミを持ち帰るなどのマナーが必要です。

自然の雄大さが感じられる「釧路湿原国立公園」

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オンネトーから車で2時間ほどでたどり着ける「釧路湿原」。面積は18,290㎢で、これは全国で第二位の面積を有する岩手県(15,275㎢)をも凌駕する圧倒的な広さです。釧路市のほか釧路町、標茶(しべちゃ)町、鶴居(つるい)村の4市町村に広がっています。

人の生活圏から離れているため、特別天然記念物に指定されているタンチョウや湿原ならではの動植物も多く、それらの観察を目的とした展望台や散策用の木道、ノロッコ号なども整備されています。アウトドア派の人にとって、ここでのカヌーツアーは憧れのアクティビティの1つでもあります。

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(画像=commons.wikimedia.org トリップノートより引用)

公園内には展望台がいくつかありますが、細岡展望台からは湿原を象徴する釧路川の大きな蛇行と美しい夕日が見られるので特に人気があります。

3日目ランチ:好きなネタを選んで作る「釧路和商市場」の「勝手丼」がおすすめ

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釧路湿原国立公園の散策を楽しんだ後は、釧路市内へと移動してランチにしましょう。おすすめのランチスポット「釧路和商市場」は、1954年に市民の台所として造られた、釧路で最も歴史ある市場。札幌の二条市場や函館の朝市と並んで、北海道三大市場に数えられています。

市場内には約60店舗のお店が入っており、新鮮な旬の海産物を中心に種類豊富な食材を販売。また海産物以外にも道東や北海道を代表するお土産や、和商市場のオリジナルグッズなども手に入れられます。

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そんな和商市場の名物は「勝手丼」。最初にご飯の入ったどんぶりを購入し、各店舗を巡りながら好きなネタだけを買って乗せていきましょう。自分だけのオリジナル海鮮丼ができあがります!

3日目午後:釧路のシンボル「幣舞橋」&お土産スポット「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」へ

オリジナル海鮮丼で満腹になったら、続いて釧路市のシンボル的スポット「幣舞橋」へ。幣舞橋の景色を楽しんだ後は、すぐ近くの「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」でお土産探しがおすすめです。

夕暮れの美しさでも人気の「幣舞橋」

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幣舞橋は、札幌の豊平橋、旭川の旭橋と共に、北海道の三大名橋の1つです。春・夏・秋・冬を表現する「四季の像」が橋のランカンに置かれており、橋ができた当時は「日本で初めて橋上に彫刻を持つ橋」として注目を集めました。沈んでいく夕陽が、空と共に港町をオレンジ色に染めていく光景は大変美しいと評判です。

北海道土産が揃う「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」

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(画像=commons.wikimedia.org トリップノートより引用)

幣舞橋のすぐ前にある複合商業施設MOOは、ウォーターフロントのシンボル的存在です。1階では海産物や北海道の有名なお菓子なども売られており、お土産選びにも最適!2階には観光交流コーナーや観光案内所などがあり、釧路のオススメスポットや見所などが紹介されています。

提供:トリップノート



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