1日目はオホーツク流氷館に網走監獄、2日目は知床五湖など知床半島の名所&摩周湖・屈斜路湖・阿寒湖を巡り、3日目は釧路湿原など釧路の名所を巡る2泊3日の旅行プランをご紹介!人気観光地をもれなく訪れる、おすすめモデルコースです。

1日目午後:1年中流氷を見られる「オホーツク流氷館」&過酷な刑務所暮らしを伝える「網走監獄」へ

1日目の午後、なるべく早い時間に網走まで移動してきたら早速観光をスタート。網走では、季節を問わず流氷を見学できる「オホーツク流氷館」と、受刑者の人形などを用いてリアルな監獄生活を再現している「網走監獄」を訪れましょう。

本物の流氷に触れられる「オホーツク流氷館」

2泊3日で網走・知床・釧路の人気スポットをめぐる観光モデルコース
(画像=commons.wikimedia.org トリップノートより引用)

オホーツク海を臨む網走には流氷が押し寄せることでも有名ですが、そんな流氷を季節を問わず見ることができるのがこちらの「オホーツク流氷館」。

2泊3日で網走・知床・釧路の人気スポットをめぐる観光モデルコース
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

一番の目玉は「流氷体感テラス」で、マイナス15℃の室内で網走に流れてきた本物の流氷に触れることができます。このほか、流氷の様子を美しく描き出したプロジェクションマッピング、クリオネの飼育展示なども人気。

また2階には、ガラス張りの展望レストラン「Café&restaurant 360」もあり、名前の通り360度オホーツクの海を眺めながら食事を楽しむこともできます。

実際の刑務所を保存公開している「博物館 網走監獄」

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(画像=commons.wikimedia.org トリップノートより引用)

オホーツク流氷館に続いて訪れる「博物館 網走(あばしり)監獄」は、明治以降、網走市の発展と大きく関わりを持ってきた網走刑務所の旧建造物を保存公開している野外歴史博物館です。日本で唯一、過酷な刑務所暮らしを伝える博物館で、各所で展示されている受刑者の人形がより一層リアルな監獄生活を想像させます。

4月下旬から10月下旬頃までは、一日に3回、解説員によって案内される無料のガイドツアーも開催しており、予約なしで気軽に参加することができます。その他、監獄食堂や、重要文化材「庁舎」で営業している喫茶店、ミュージアムショップなどの施設も併設しています。

1日目夜:ウトロ温泉の温泉宿への宿泊がおすすめ

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(画像=commons.wikimedia.org トリップノートより引用)

博物館 網走監獄の観光を終えたら、そろそろ1日目の宿へ。2日目は知床半島を観光するので、1日目の宿泊地は網走市内から1時間半ほどの距離にあるウトロ温泉がおすすめです。ウトロ温泉の泉質は塩化物泉で、お風呂にゆったり浸かると身体の芯から温まります。

2日目午前:知床半島の自然に触れる「知床五湖」&格好のドライブスポット「知床峠」へ

2日目の午前中は知床半島の人気スポットへ。知床連山を背景とした雄大な景色が魅力の「知床五湖」を散策し、その後は知床半島を横断する「知床峠」をドライブしてみましょう。

自然の息吹を感じながら散策できる「知床五湖」

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(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

「知床五湖」は知床八景のひとつに数えられる観光名所で、名前の通り、湿地帯に大小5つの湖沼が鑑賞できます。世界自然遺産に登録されたとおり、手つかずの森には野生の動植物がたくさん生息しており、自然の息づかいが感じられるスポットです。

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(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

五湖をまわる「地上遊歩道」も整備されていますが、ヒグマの活動期(5月上旬〜7月末頃)は個人での散策は許可されておらず、登録引率者が引率するツアーへの参加が必要です。一湖まで設置されている「高架木道」についてはいつでも自由に散策でき、展望台から雄大な景色を楽しむことができます。

絶景ドライブスポット「知床峠」

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(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

知床五湖に続いて向かう「知床峠」は、知床半島を横断する唯一の峠です。知床横断道路が整備されており、標高738mの地点にはパーキングも設けられています。パーキングの展望所からは知床連山最高峰の羅臼岳が間近に見えるほか、知床半島の樹海も一望できる、まさにおすすめの絶景スポット!知床横断道路は冬季通行止めとなるため、初夏から秋口までのわずかな期間のみ通行可能です。

2日目ランチ:「ウトロ漁協婦人部食堂」で新鮮魚介のリーズナブルランチ

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(画像=PIXTA トリップノートより引用)

知床峠のドライブを楽しんだ後はランチタイム。ウトロ漁港近くにある、「ウトロ漁協婦人部食堂」でお昼にしましょう。漁協が運営する食堂だけあって、提供する魚介類はとっても新鮮でかつリーズナブル。特に例年5月〜8月のウニシーズンのみ食べられるウニ丼は、このメニュー目当てに訪れる人も多い人気丼です。

2日目午後:「オシンコシンの滝」を眺めた後は人気の湖をめぐろう

ウトロ漁協婦人部食堂の新鮮魚介でお腹を満たしたら、続いて訪れるのはお店からほど近い「オシンコシンの滝」。その後は弟子屈町方面へと移動して、阿寒摩周国立公園内に位置する「摩周湖」「屈斜路湖」「阿寒湖」を巡りましょう。

知床八景の一つ「オシンコシンの滝」

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(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

オシンコシンの滝は、日本の滝百選であるとともに知床八景にも認定されている迫力ある滝です。真正面から見ると途中で2つに分岐していることから「双美の滝」とも言われています。

日本で最も透明度が高い「摩周湖」

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(画像=PIXTA トリップノートより引用)

オシンコシンの滝から車で2時間弱の距離にある「摩周湖」は、日本で最も透明度が高いと言われる湖。その透明度は、ロシアのバイカル湖につづき世界でも2番目と言われています。

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(画像=PIXTA トリップノートより引用)

摩周湖のまわりには、湖を見渡す3つの展望台があり、ひとつは標高857mの「摩周第一展望台」。レストハウスを併設しており、摩周ブルー&バニラをミックスした「霧ソフト」などをいただくことができます。

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(画像=PIXTA トリップノートより引用)

そのほか混雑が少ない「摩周湖第三展望台」、標高が低いため、霧のかからないクリアな摩周湖を望める可能性の高い「裏摩周展望台」があります。