これが正解!とか、これなら完璧!はないけれど、少しでもコロナ感染のリスクを減らしたい!そんな風に考え、できる限り三密を避け、おひさまの下で遊べる散策スポットをピックアップしてみました。加えてご当地グルメも紹介します。
【1】自然の中にとけこむ!十和田湖と奥入瀬渓流【青森】
20万年前の火山活動でできたカルデラ湖、冬でも凍らない十和田湖は、周回する道路沿いの展望台から楽しんだり、湖畔から乙女の像と共に間近で楽しんだりと、色々な角度から鑑賞することができます。
十和田湖畔から流れる奥入瀬川の子ノ口(ねのくち)から焼山までの渓谷は、奥入瀬(おいらせ)渓流と呼ばれ、国の特別名勝及び天然記念物に指定されているスポット。遊歩道が整備されているので、たっぷりと時間をかけて楽しみたい景勝地です。
また、市内にある十和田市現代美術館付近には、入館しなくても作品を楽しめるアート広場があり、愉快な作品が点在していて、楽しく散策できます。
そして十和田グルメと言えば、玉ねぎと牛バラをタレで焼き、溶き卵でいただくバラ焼きが名物です。林檎を使ったスィーツを味わうのもお忘れなく!
【2】縄文時代にタイムスリップ!三内丸山遺跡【青森】
国の特別史跡に指定されている三内丸山(さんないまるやま)遺跡。竪穴式住居跡をはじめとする、貴重な遺跡が残されており、縄文時代の生活にふれることができる場所です。
縄文時遊館など館内ミュージアムもありますが、屋外の遺跡部分も広大ですし、ピクニック広場などもあり、広場では飲食も可能です。
【3】極楽浄土さながらの浜辺!浄土ヶ浜【岩手】
「さながら極楽浄土のごとし」と、感嘆したことから名付けられたと言われている浄土ヶ浜(じょうどがはま)。三陸ジオパークの中心に位置する浄土ヶ浜は、流紋岩(りゅうもんがん)が林立し、白い岩肌と松の緑、青い海とのコントラストが、美しい景観をつくりだしています。遊覧船や貸しボート、海鮮丼が頂けるレストハウスなどもあり、一日楽しめます。
【4】歴史にひたる!中尊寺・毛越寺・厳美渓【岩手】
世界遺産の中尊寺や毛越寺(もうつうじ)をめぐるルートも、ほぼ屋外で楽しめる散策スポットです。奥州藤原氏三代ゆかりの寺をお参りし、浄土庭園を散策した後は、厳美渓(げんびけい)でダイナミックな景観を楽しみましょう。厳美渓名物の空飛ぶ団子「かっこうだんご¥400」にぜひ挑戦してみてくださいね。
時間があれば、達谷窟(たっこくのいわや)毘沙門堂まで、足を伸ばしてみるのも良いでしょう。岩山に貼りつくように建つお堂や、断崖に彫られた磨崖仏(まがいぶつ)なども見られます。
【5】自然散策が楽しい八幡平【岩手】
八幡平にある安比高原エリアは、スキーにゴルフ、トレッキングにキャンプと、四季を問わず楽しめるアウトドアの宝庫です。絶景がつらなるアスピーテラインは、ドライブに最適ですし、周辺には荒涼とした風景が広がる焼き走り溶岩流や、牧歌的風景がひろがる草原など、様々なシーンが揃っています。
【6】歴史の世界に童話の世界!えさし藤原の里と宮沢賢治童話村【岩手】
大河ドラマ『炎立つ』の撮影を機に整備された平安時代の歴史テーマパークえさし藤原の里。約20haもの敷地には、日本で唯一、平安貴族の住宅や寝殿造の建物など大小約120棟の建物が建てられており、平安時代の雅な世界にひたることができます。また、建物の多くがオープンな造りになっています。
えさし藤原の里から車で1時間弱の場所には、宮沢賢治童話村もあります。施設内に入ると、一気に賢治ワールドにつつまれる夢の世界。館内施設もありますが、屋外でも十分に楽しめる施設です。