丹田呼吸法でお腹が凹む理由
太りやすい体質の人は血流や気の流れが停滞し、基礎代謝自体が低くなりがちです。そこで丹田呼吸法に取り組むことによってこれらの症状が改善され、太らない体質へと変化させていけます。
また、食欲が旺盛で太りやすい方は、浅い呼吸の胸式呼吸になっていることが多いとわかっています。腹式呼吸にすることで、自立神経のバランスが整い感情的な過食を食い止めることができます。そこで丹田呼吸法を取り入れることが有効だと考えられています。
丹田呼吸法を正しく行う方法
1. 集中できる場所で行う
呼吸に集中するために、なるべく人の邪魔が入らない場所で行いましょう。
2. 自分の丹田の位置を確認する
椅子に腰を掛け、両手の指先をへその下の下腹部に突き立てます。次に、お尻を前方にずらし、背中はまっすぐのまま、頭を後方に倒します。付き当てた指先に触れている下腹部の硬くなるころが丹田です。
3. 姿勢を正す
あぐらでも正座でもかまいません。背筋を伸ばして、骨盤が倒れないように正しい姿勢で座りましょう。
4. 鼻から吸って口から息を吐く
滑らかな呼吸を意識してください。常に丹田に意識を向けておきます。
5. 息を吐き切ったら、力を抜いて息を吸う
この一連の呼吸を繰り返していきます。お腹の力を抜かずに行うことが大切です。