企業は、自社製品をアピールするために、人気芸能人をイメージキャラクターに起用することがよくある。今回ある企業が、世界的な知名度を誇るBTS(防弾少年団)をイメージキャラクターに起用。ただCMに出演するだけでも話題にはなるが、この企業はさらなるアプローチを行っていた。そのアプローチとは?(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
最近、ARMY(アーミー:BTSのファン)たちの間で、ある製品が話題になっている。それは10代~20代の若者にはあまり馴染みがないかもしれない”マットレス”と”浄水器”だ。
3月12日、韓国の家電メーカー・COWAY(コーウェイ)が、グローバルブランドイメージモデルにBTSを起用。製品のCMを、テレビや公式SNSなどのさまざまな媒体で公開すると予告していた。
そして同月23日からCOWAYの公式Youtube(ユーチューブ)チャンネルで、自社製品の”スリップケアマットレス”と”アイコン浄水器”の広告を順次公開した。
“スリップケアマットレス”のCMでは、BTSのメンバーたちが”スリップケアマットレス”に横になり、眠っている姿を収めている。特別なストーリーはなく、国内外のスケジュールで疲弊したBTSメンバーが「気持ちよく眠り、心身がリラックスできるマットレス」であることを強調している。
そして、特にARMYたちの興味をそそったのは、”アイコン浄水器”のCMだ。
まず「空間・騒音編」では、Vとジミンが登場。ジミンの家を訪れたVが、”アイコン浄水器”のサイズの小ささと、音の静かさに驚くシーンを表現した。
Vとジミンの2人は、ARMYの間で「95’s(クオズ)」と呼ばれており、また、Vが釜山(プサン)、ジミンが大邱(テグ)出身のため、「慶尚道の男」という共通点も。
*95’s(クオズ):Vとジミンは1995年生まれの同い年。韓国語で9は「ク」、5は「オ」と言う。
2人の絡みを楽しみにしているARMYは多く、今回このCMで制作された2人のストーリーに「COWAY、ARMYのことよくわかってる!」という声も多数上がっている。