熊野那智大社や熊野本宮大社、熊野速玉大社などをはじめとする和歌山の神社・お寺の中から、トリップノートの4万7千人の旅行好きトラベラー会員(2019年10月現在)が実際に行っている和歌山の人気寺社ランキングをご紹介します!

1位:熊野那智大社

和歌山の人気の神社・お寺TOP10!旅行好きが行っている寺社ランキング
(画像=PIXTA トリップノートより引用)

「熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)」は、熊野速玉(はやたま)大社・熊野本宮大社と並ぶ”熊野三山”のひとつです。「いざなみのみこと」とも言われる熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)を主祭神とし、長寿、諸願成就、縁結びなどにご利益があるとされています。

467段の石段をのぼった先に建つ社殿は6棟からなり、熊野夫須美大神をまつる第四殿がひときわ大きく目立ちます。御神木として祀っている樹齢約850年の大楠や、朱色が美しい三重の塔、日本の滝100選にも選ばれている那智の滝など、見どころ溢れる大社です。

2位:熊野本宮大社

和歌山の人気の神社・お寺TOP10!旅行好きが行っている寺社ランキング
(画像=PIXTA トリップノートより引用)

1位の熊野那智大社、3位の熊野速玉大社と並ぶ”熊野三山”の一社「熊野本宮大社」。三山のなかでもとりわけ落ち着いた、古式ゆかしい雰囲気を漂わせており、江戸時代に建てられた御本殿は平成7年(1995年)に国の重要文化財に指定されました。

「熊野本宮大社」と言えば、三本足のカラス・八咫烏(やたがらす)にまつわる神話が有名です。神武天皇を大和から橿原まで案内したとされることから「導きの神」として信仰を集め、熊野大神に仕える存在として、熊野のシンボルにもなっています。また、ボールをゴールに導くようにとの願いを込めて、サッカー日本代表のエンブレムにもこの八咫烏が使用されています。

3位:熊野速玉大社

和歌山の人気の神社・お寺TOP10!旅行好きが行っている寺社ランキング
(画像=PIXTA トリップノートより引用)

”熊野三山”のもう一つの大社が「熊野速玉大社」です。イザナギノミコトとも呼ばれる熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)と、イザナミノミコトと呼ばれる熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)を主祭神とし、十二柱の神々が祀られています。約1,200点にものぼる古神宝類を所蔵しているほか、境内にある樹齢1000年を超える天然記念物・ナギの大樹も見ものです。

4位:高野山 奥之院

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(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

聖域とされる「奥の院」は、高野山の信仰の中心です。弘法大師・空海が今もなお、世の平和と人々の幸せを願って瞑想を続けている場所と信じられています。弘法大師が入定しているという御廟に続く2kmの参道には、樹齢数百年を超える大樹が連なり、その間には20万基を超えるという諸大名から庶民までの墓石や慰霊碑などが並んでいます。その静かで厳かな空間は、墓地であることを忘れるくらい安らかで穏やかな時間を与えてくれます。

5位:金剛峯寺

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(画像=PIXTA トリップノートより引用)

「金剛峯寺(こんごうぶじ)」は高野山真言宗の総本山であり、高野山全体を司る宗務所が置かれています。「金剛峯寺」とはもともと高野山全体を指す名前でしたが、明治以降、真言宗を管理する最高責任者が在籍する寺をさすようになりました。

主殿は江戸末期文久3年(1863年)に再建されたもので、東西54m、南北63mの書院造建築の建物。国内最大級の石庭「蟠龍庭(ばんりゅうてい)」や、狩野派の絵師により描かれた襖絵が大きな見どころとなっています。