子ども本人が生活力に価値を感じることが大切

家事代行を使うと子どもの「生活力」が落ちるって本当?
(画像=Kajilyより引用)

家事は健康管理やお金の管理に比べて、比較的やらなくても生きていけると判断してしまいやすいもの。病気をすれば苦しいし、お金がなければ必要なものが買えずに生活ができないのに対して、多少部屋が散らかっていても、ゴミを捨てずにいても、死にはしないし面倒ならやらなくてもいいと感じてしまいます。死にはしませんが、散らかった部屋と整った部屋では、日々の気持ちの向き方が違うと思いませんか?

部屋が散らかっていると、疲れて帰ってきた時にさらにどっと疲れたり、やることも後回しにしてしまったり、知らずのうちに小さな積み重ねで思考回路がネガティブになってしまったりするかもしれません。整った部屋であれば、心が安らいで、やりたいと思ったことにすぐ挑戦できたり、笑顔になって、前向きな気持ちになりやすいかもしれません。

生活力は、「社会生活に対する姿勢やエネルギー」でもあります。「一通りの家事」ができるということは、前向きな気持ちを生む生活空間を作れるということ。子どもがそのことに価値を感じることができれば、自分から家事の力をつけたいと考え、行動するはずです。

子どものころに自宅に家事代行が来て、掃除をすると部屋が綺麗になって気持ちがいい!旬の食材を使った手料理を食べると季節感を感じる!いい香りのする洗いたての服を着ると出かけるのが楽しくなる!という体験をすることは、生活力に価値を感じるきっかけにもになりそうですね。

まとめ

子どもは親を見て育ちます。親が自分を犠牲にして無理を続けていると、その姿を見て自分もそういう大人になるものだと思ってしまうかもしれません。大変な時には人に頼ることの大切さを教えるという意味でも、家事代行などの助けを借りる姿を見せてもいいのではないでしょうか。親がやって見せて教えるにしても、家事代行を利用するにしても、生活力に価値を感じるきっかけを作ってあげたいですね。


提供・Kajily

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