自分は涼しい顔の人が好きだと思った

大人になっていつのまにか二重になっていた。【モーリフォトエッセイ#8】
(画像=P・Hより引用)

体重はどの時代も平均してあまり変わっていないけど、20代になって顔から上半身が全体的に痩せたように感じる。顔が痩せてきてまぶたも二重のラインが常に出るようになった。もともと一重が二重風になっただけなので、どちらかというと左目の方が二重になりやすい。

私が一重がそれほどコンプレックスに感じなくなったのは、写真を撮り始めたこともあると思う。最初にカメラを持ったときは漠然とかわいい女の子が撮りたいと思っていたけど、すこしずつ私は三白眼といわれる鋭い目や涼しい顔の女性が好きだなと気付いた。男性もいわゆる塩顔やぱっちりしていても目力の強い人に惹かれる。

以前、写真屋さんで働いてたときに記念写真を撮りに来た女の子が、親はノリノリだけど本人は写真を撮りたくなさそうな子がいたのを覚えている。鋭い一重でどちらかと言うときつく見える顔が、わたしはすごく魅力的だと思ったけど本人は写りたくなさそうだった。

コンプレックスという言葉すら嫌いだったけど

大人になっていつのまにか二重になっていた。【モーリフォトエッセイ#8】
(画像=P・Hより引用)

いまの時代はコンプレックスを解消しやすい世の中になっているなあと感じる。コンプレックスという言葉自体なんとなく嫌いであんまり聞きたくなかったけど、youtubeを見れば美容に関する情報をいくらでも見れるし、何にどのくらいがお金が必要で、どのくらいのダウンタイムがあって、整形やコンプレックスを前向きに発信する人もたくさんいる。

「二重にできるよ」と先生に言われたことが、なんとなく「二重にした方がいいよ」と言われたような気がして、そんなことをぼんやり考えていた。一応聞いた値段は、少し貯めればまあまあできなくもない値段だった。自分の粗探しを始めれば尽きなくなってしまうけど、わたしは私が好きな涼しい顔の部類だし、このままで良いかな。と思ったのでした。

Profile:モーリ フォトグラファー / ライター 東京でバンドや人を撮影しながら、傍らで文章執筆をしています。 その他、ライブ写真やアーティスト写真、ポートレート、アパレルEC撮影などで活動中。

作品撮りモデルを随時募集しています。 (WEB:https://mo-ri.myportfolio.com/ instagram:@lemonadeblue24  Twitter:@sadistic24 )

model:仲村弥生

提供:P・H



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