音声メディア「Voicy(ボイシー)」で人気の番組をレビュー。今回は株式会社キッズライン代表取締役、経沢香保子さんによる『仮想銀座高級クラブ「かほこ」』第148夜を聴きました。
音声メディア「Voicy(ボイシー)」の人気番組『仮想銀座高級クラブ「かほこ」』。株式会社キッズライン代表取締役、経沢香保子さんが配信しています。
人生相談に答えたり、がんばる人の癒しと憩いの場所を目指したというこの番組の第148夜をレビュー。
今回のタイトルは「自意識過剰をなおしたい」です。
■自意識過剰の状態で止まってはいけない
今回取り上げられた質問は、「自意識過剰で、人に対してビビッてしまう。飛び込み営業をしているけど、怖い。どうしたら自意識過剰がなくなるのか」。
「怖いよね。うん。転職しちゃう?」と一言、かほこママ。それじゃあ、根本的な解決にならないと思うんですけど、と具体的な話に入っていったけれど、そう言われると少しラクになれるかも。
さて、自意識過剰はどうやったらなくなるか、ということ。
「自意識過剰の状態で止まっているというのは、相手の目が気になりすぎるということだと思うんですよね。相手の目が気になって恥ずかしい。
でも本当はこの商品を相手が購入したときに喜ぶとか、この商品がたくさん売れたら自分自身も評価されるとか、そこまで思いをもう少し深くすればいいんですよ」
表面で止まってしまうーー。
「資格マニアと本当の勉強好きとの違いは、学んだことを実戦で活かせるか活かせないか」
机の上での勉強と実戦というのは全然違う。確かに、学んだことを丸暗記するだけだと、実戦では活かせない。
「ビジネスの世界でも『ああ思われたらどうしよう』『こう思われたらどうしよう』と思っている段階は、まだ初心者でそこから先、一歩越えられるかどうかが重要なことなんじゃないかな、と思います」
まずは一歩。しかし、その一歩が難しい。どう踏み出すのか。
■「自意識がなかったら、どんな挑戦ができるだろう」と考える
「何でも人生は逆算思考にするのがいい」とかほこママ。
目標から遡って、目標に到達するには何をすればいいのかを、ひとつずつたどっていくということだ。
「自意識過剰は『恥ずかしいということを隠したい』とか『こういうことをやっているのを隠したい』など、隠したいことがあるときに、自意識が強くなる部分はあると思うんだけど、それは無駄な抵抗というか……」
とバッサリ。隠して、前に出るのをためらっていたら、いつまで経っても成長できないのは事実。
度胸を決めて、営業であれば別に断られたって次も断られるとは限らないし、「はい次、次!」と前に進んでいくことで、越えられるんじゃないか、ということだ。
「誰しもが『恥ずかしい』っていう自意識を持っているけど、自意識がなかったらどんなことやってみるかな、って思って挑戦してみるのが一番いいと思います」
人の目を気にしなかったとしたら、自分はどういう行動をとるだろう? 自意識過剰をどうにかしたい、と思っている人は試してみてはどうだろうか。
自分って自意識過剰だなあ、とイヤになることもあるかもしれない。しかし、まずはそこで止まらず、どういう自分になりたいのかを思い描くといいのかもしれない。
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