「小田原城址公園」を散策しよう!
それでは今回のメインとなる小田原城がある小田原城址公園を散策していきましょう。
難攻不落の城「小田原城」
15世紀中ごろに築城したとされている難攻不落の城「小田原城」。上述した北条早雲を一代目とする後北条氏が五代、約100年にわたって、ここ小田原城を中心として関東で活躍しました。
平成28年(2016年)には、天守閣を大改修するなど小田原を代表する観光名所として知られています。
二宮金次郎(尊徳)を祀る「報徳二宮神社」
小田原駅東口にも像が建てられている二宮金次郎を祀る神社が「報徳二宮神社」です。
明治24年(1894年)4月に創建され、平成6年(1994年)には創建百年記念奉告祭が斎行されました。
神社内にあるオープンカフェ「きんじろうカフェ」
報徳二宮神社の境内にあるカフェが「きんじろうカフェ」です。
二宮金次郎について多くの人に知ってもらおうとオープンしました。カフェなのでコーヒーももちろんおすすめですが、今回のテーマは歴史さんぽ。歴史さんぽにふさわしく、二宮金次郎が実際に食していた大豆をすりつぶした汁物・呉汁(ごじる)のセットをおすすめします。
呉汁は、二宮金次郎66歳当時の記録をもとに作られたメニューです。呉汁セットは、呉汁に地魚を使った炊き込みご飯がついたセットになります。歴史さんぽにふさわしく、お食事も歴史にちなんだものにしてみてはいかがでしょうか。
小田原城のすぐ近く!明治時代の政治家・黒田長成の別邸「清閑亭」
「清閑亭」とは、黒田長成(くろだながしげ)伯爵の別邸だった邸園(邸宅と庭園)のことです。長成は、福岡藩主黒田長知の長男として生まれました。明治17年(1884年)に英国ケンブリッジ大学に留学。帰国し明治27年(1894年)から30年間、貴族院副議長を務めた人物です。菅原道真や豊臣秀吉の旧跡を保存する活動にも力を入れていました。
「清閑亭」は、明治39年(1906年)から黒田家の別荘となりました。平成17年(2005年)、建物が国の有形文化財に登録され、翌年には敷地が国の史跡に指定されたのち平成20年(2008年)には小田原市の所有となりました。
この記事を書いたトラベルライターから一言
いかがでしたでしょうか。今回は小田原城とその周辺のスポットをご紹介しました。筆者はこれらのスポットを11時半から15時半程度の時間で観光しました。半日程度あればまわることができてしまうので、1日しかお休みがとれなくても近隣にお住まいの方であれば余裕をもって散策することができます。読者の皆さんも是非歴史さんぽを楽しんでみてください。(あやか)
提供・トリップノート
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