あちらこちらで花の便りが聞かれる”春”。芝桜、ポピー、チューリップなど、春の花が一面に咲く花畑を見にお出かけしませんか?3月・4月・5月に見頃を迎える、関東の花の名所をご紹介します。

1.【千葉】白間津のお花畑/ポピー、キンセンカ、キンギョソウ、ストック(1月〜3月)

【関東】春のおすすめ花畑24選!3月・4月・5月に見頃を迎える花の名所ガイド
(画像=トリップノートより引用)

南房総市千倉町の白間津(しらまづ)地区、国道410号線沿いに広がる花畑です。こちらでは1月〜3月にかけてポピー、キンセンカ、キンギョソウ、ストックなどの花が色とりどりに咲き誇り、花摘みを楽しむことができます。海を眺めながら花摘みを楽しめるなんて白間津ならではの体験です。公共交通機関でおでかけの際は、JR内房線「千倉駅」から館山日東バス安房白浜行きで16分、白間津お花畑下車。

2.【千葉】ポピーの里 館山ファミリーパーク/ポピー(2月末〜3月下旬)

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(画像=トリップノートより引用)

房総半島の南端にあり、一年を通して温暖な気候に恵まれた「館山ファミリーパーク」。例年12月上旬ごろから、7,500㎡の広大な花畑に植えられた10万株100万本のアイスランドポピーが元気に花を咲かせ始め、2月末〜3月下旬に花の最盛期を迎えます。開花期間中、ポピーは見るだけでなく、有料で花摘みをすることも可能(10本200円/2019年2月現在)。可愛らしいポピーを持ち帰って、自宅でも春を感じてくださいね。

3.【栃木】みかも山公園/カタクリ(3月中旬〜3月下旬)

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(画像=トリップノートより引用)

万葉集にも詠まれた三毳山(みかもやま)を利用した、県内最大の都市公園です。標高は約230メートル、園内の富士見台から見える富士山は見事で、「関東富士見百景」にも選ばれました。その富士見台より北のほうへ進むと、カタクリの園があります。カタクリは3月下旬頃に見頃を迎える、小さな紫色の花。この時期はカタクリの群生を一目見ようと、普段よりも多くの人が公園を訪れます。

また公園の最北部にはカタクリの里があり、こちらでも多くのカタクリの花を見られます。

4.【東京】八丈島フリージアまつり/フリージア(3月下旬〜4月上旬)

【関東】春のおすすめ花畑24選!3月・4月・5月に見頃を迎える花の名所ガイド
(画像=トリップノートより引用)

八丈島がフリージアの甘い香りに包まれる、3月下旬から4月上旬ごろ。特設会場をメインに「八丈島フリージアまつり」が開催されます。赤、白、黄、紫と色とりどりに咲く35万本ものフリージア。イベントでは、40万輪のフリージアでつくる巨大な花絵「フリージアインフィオラータ」や、無料の花つみ体験も行われます。また八丈島のおみやげや島スイーツなど喫茶メニューを提供する「フリージアカフェ」も。

5.【東京】国営昭和記念公園/チューリップ(3月下旬〜4月下旬)、菜の花(4月上旬〜5月上旬)、ポピー(4月中旬〜5月下旬)

【関東】春のおすすめ花畑24選!3月・4月・5月に見頃を迎える花の名所ガイド
(画像=トリップノートより引用)

東京ドーム約40倍の広大な面積をもつ、緑のオアシス「国営昭和記念公園」。毎年3月中旬から5月下旬にかけて、フラワーフェスティバルと題したイベントが開催されます。

3月下旬〜4月下旬にかけてはチューリップの花畑、そして4月上旬〜5月上旬にかけては菜の花の花畑が楽しめ、そのあと4月中旬〜5月上旬にはビタミンカラーのアイスランドポピーの花畑が広がったかと思うと、5月中旬〜5月下旬には、花の丘に180万本もの真っ赤なシャーレーポピーの花畑が登場します。

6.【埼玉】田島ヶ原サクラソウ自生地/サクラソウ(3月下旬〜4月下旬)

【関東】春のおすすめ花畑24選!3月・4月・5月に見頃を迎える花の名所ガイド
(画像=トリップノートより引用)

サクラソウは埼玉県の県花。はるか昔には荒川流域のいたる所に咲いていましたが、現在は田島ヶ原のみに自生しており、昭和27年に国の特別天然記念物に指定されました。この自生地を中心に「さくら草公園」が整備され、見学路が設けられるなどサクラソウを楽しみやすくなっています。

約100万株もの大規模な自生地で花が咲くのは2割程度。しかしそれも、可憐ではかなげなサクラソウらしいですね。また同じ時期に咲く黄色い花「ノウルシ」の勢いに負けてしまい、サクラソウが影に隠れてしまうことも。

開花時期にあわせて毎年4月の第3土・日にはさくら草まつりを開催。模擬店やステージイベントなどで賑わいをみせます。

7.【茨城】国営ひたち海浜公園/スイセン(3月下旬〜4月中旬)、チューリップ(4月中旬〜4月下旬)、ネモフィラ(4月下旬〜5月中旬)

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(画像=トリップノートより引用)

茨城県ひたちなか市にある「国営ひたち海浜公園」では、季節ごとに四季折々の花たちが私たちを楽しませてくれます。いまや「国営ひたち海浜公園」の代名詞といっても過言ではない、淡いブルーが幻想的で可憐なネモフィラは4月下旬〜5月中旬が見頃。みはらしの丘3.5ヘクタールに約450万本が咲き誇り、天気が良ければ、青空との境界線がわからなくなるほど一面がブルーの世界に包まれます。

【関東】春のおすすめ花畑24選!3月・4月・5月に見頃を迎える花の名所ガイド
(画像=トリップノートより引用)
【関東】春のおすすめ花畑24選!3月・4月・5月に見頃を迎える花の名所ガイド
(画像=トリップノートより引用)

さてネモフィラは、国営ひたち海浜公園に咲く春の花リレーのアンカーです。ちなみにトップバッターはスイセン。3月下旬〜4月中旬に、松林の下1ヘクタールに約600品種100万本のスイセンが黄色い絨毯を敷きます。そして4月中旬〜4月下旬には、たまごの森フラワーガーデンで、カラフルなチューリップが元気いっぱいに花を咲かせます。

「たまごの森フラワーガーデン」は午前中は人が少なめですが、みはらしの丘は一日中込み合いますので、なるべく早めにみはらしの丘に向かい、帰りにチューリップ畑を楽しむことをおすすめいたします。

8.【千葉】佐倉ふるさと広場/チューリップ(4月上旬~4月下旬)

【関東】春のおすすめ花畑24選!3月・4月・5月に見頃を迎える花の名所ガイド
(画像=トリップノートより引用)

まるでオランダにいるかのような本格的な風車、そして目の前に広がるチューリップ畑。オランダと縁の深い佐倉市にあるこの広場では、平成元年より毎年4月に佐倉チューリップフェスタを開催しています。関東最大級となる100種類、約72万本の色とりどりのチューリップが楽しめ、イベント期間中にはオランダ衣装の貸し出しやチューリップの掘り取り販売などを行います。

9.【群馬】東武トレジャーガーデン/芝桜(4月上旬〜4月下旬)

【関東】春のおすすめ花畑24選!3月・4月・5月に見頃を迎える花の名所ガイド
(画像=トリップノートより引用)

群馬県館林市にあるガーデン施設「東武トレジャーガーデン」。約80,000㎡の園内には、芝桜のガーデン、青のガーデン、ブリリアントガーデン、水辺のローズガーデンと様々な花を楽しめるガーデンがあり、なかでも見どころは、4月上旬頃から開花しはじめる25万株の芝桜です。時期によっては園内のソメイヨシノと芝桜の競演も楽しめますよ。入園料は花の咲き具合によって変わる変動制なので、おでかけの前には公式サイトで要チェック。

10.【群馬】ぐんまフラワーパーク/チューリップ(4月上旬〜4月下旬)、パンジー・ビオラ(4月中旬〜5月中旬)

【関東】春のおすすめ花畑24選!3月・4月・5月に見頃を迎える花の名所ガイド
(画像=トリップノートより引用)

標高約300メートル、赤城山の南麓にある花のテーマパークです。東京ドーム約4個分という広大な敷地に一年を通して様々な花が咲き、その中心となるのが季節ごとに模様替えをするフラトピア大花壇。4月中旬から下旬にかけてはチューリップとパンジー・ビオラがカラフルな花の競演を行います。フラトピア大花壇の背後に建つ18メートルのパークタワーからは、まるで絵画を見ているように花畑を楽しむことができますよ。