ボタンやシャクナゲの花、紅葉を楽しもう
岡寺の境内では、春になるとシャクナゲやボタンの花が咲くため、花の名所としても知られています。また、同じ頃の時期には境内の池や手水舎、鉢にダリアの花を浮かべて参拝者を迎えるイベントも開催され、多くの人出で賑わいます。加えて秋になると、紅葉を楽しめますよ。
牡丹(ボタン)
境内にはボタンが数百株植えられており、毎年春には本堂周辺などで赤や白、桃色の花を咲かせます。
直径15cm前後はあると思われる大輪の花は、境内でも目立っており、多くの人が足を止めて見入っています。
本堂のそばでは、和傘の下で咲くボタンも見られます。とても風情があるので、ぜひゆっくり鑑賞してみてください。
石楠花(シャクナゲ)
岡寺には約3,000株ものシャクナゲが植えられているとされ、毎年4月中旬から5月上旬ごろにかけて、美しい桃色の花を咲かせます。
仁王門や本堂周辺など、境内のいたるところで鑑賞できますが、特に奥之院の参道周辺がおすすめです。
山の斜面にまとまった数のシャクナゲが咲くため、「シャクナゲの道」とも呼ばれているそうですよ。谷に沿った参道の周辺に咲くシャクナゲは、華やかで上品さも感じられるものです。
天竺牡丹(ダリア)
岡寺では、毎年5月のゴールデンウィークの期間中、境内の池や手水舎、鉢などにダリアの花を浮かべて、参拝者を迎えています。
こちらは、仁王門を入ってすぐの池に浮かべられたダリアです。赤や黄色、白といった鮮やかなダリアの花が一面に浮かんでおり、「華の池」とも呼ばれています。
手水や鉢に浮かんだダリアもまた美しく、山間にあるお寺の落ち着いた雰囲気にマッチしています。ぜひ訪れた記念に写真を撮ってみてください。
紅葉
三重宝塔周辺、奥の院から境内を一周する岡寺参道には、多数のモミジが植えられており、秋には一斉に紅葉します。その美しい景観は「もみじのトンネル」のようだと言われることもあり、村内有数の紅葉スポットとして親しまれています。
※2021年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のための政府要請により、イベントが中止 または延期となる可能性がございます。詳細は岡寺の公式ホームページをご覧ください。
この記事を書いたトラベルタイターから一言
筆者はボタンやシャクナゲが咲く季節に岡寺を訪れてみました。あちこちに花が咲く境内は華やかで、とても美しかったです。奥之院参道の雰囲気も良いですし、境内や明日香村が一望できる場所もあるので、散策してみてくださいね。(ゆきたか)
提供:トリップノート
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