人をねたむことに時間を費やす

(写真=PIXTA)

「貧乏体質」の人は、何に自分の時間を使えばよいのかが分かっていません。また、自己肯定感の低さから人がうらやましくて仕方なく感じたり、ねたんでしまったりします。もしお金をたくさん持っていたり幸せそうな生活をしたりしている人の話が「自慢話」に聞こえてしまうのなら、自分は「貧乏体質」だと思ったほうがよさそうです。

人をねたみ始めると人の欠点や粗を探すことに必死になって見習うべき美徳なども見落としがち。対抗心ばかりが強くなる人もいるでしょう。こうしたことに時間を費やしてしまうと自分が本来大切にしなければならないことに目がいかなくなります。あなたには、人をねたむ以外に費やすべきことがあるのではないでしょうか。

自分の心を貧しくするのではなく「自分が何に集中すべきなのか」をしっかり考えるようにしましょう。

自分が成長するための投資(お金と時間)をしていない

(写真=PIXTA)

人をねたむことに時間を費やしてしまうと自分が成長するために費やす時間が残りません。また、自己肯定感も低いので、学びのためにお金を投資することにもためらいが生じてしまう人もいるでしょう。一方「金持ち体質」の人は、自分の成長に惜しみなく時間とお金をかける傾向があります。それこそ自分を伸ばすことに集中するので天井知らずの状態ですね。

「貧乏体質」の人は、天井をとても低く感じる傾向がありますが、誰にでも伸びしろはあります。読書をしたり勉強をしたり将来を見据えた自己投資をしたりすれば自分なりの価値観も生まれるでしょう。また、「自分のやるべきことがはっきりしてくる」「物事の本当の価値を見分けられるようになる」といったことも期待できます。

自分の伸びしろを限界まで伸ばすことが「貧乏体質」から脱出し「金持ち体質」に変わる鍵です。未来の自分をより幸せにするためにも日々の習慣を見直していきましょう。

文・佐藤由紀子

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