去る3月30日に、3枚目のソロミニアルバムを発表したEXOのベッキョンが、自身の持つ歴代記録を自分の手で塗り替えた。発売日当日には、日本のトレンドワードでも“ベッキョン”の名が浮上するなど、話題を呼んでいる。また、この大記録がどれほどすごいものか、現地の韓国ファンがその熱い思いをオンラインコミュニティーで綴るなどの盛り上がりを見せているようだ。 (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
EXOのベッキョンが、3月30日に3rdソロミニアルバム『Bambi』でカムバックを果たし、自身の持つ初動販売数の記録を塗り替えた。
韓国のHANTEO(ハンター)チャートによると、『Bambi』は発売当日午後に約74万8,000枚という売り上げを記録。これは、歴代ソロアルバムの中で最も高い初動初日販売量であり、ベッキョン自身の2枚目のアルバム『Delight』の70万4,500枚という記録を上回っての1位となった。
さらに発売前日の29日時点で、先行予約の数量が83万3,392枚と、最高数値を塗り替えている。こうしてベッキョンは、2年連続でガオンチャートソロアルバム最多販売量を記録。人気と実力がはっきりと証明された。
そして韓国のオンラインコミュニティー”NATE PANN”では、現地ファンが彼のこの偉業が、どれほどすごいものなのかを投稿。コメント欄でも盛り上がりを見せている。
書き込みによると、『Bambi』について所属会社であるSMエンターテインメントは、プロモーションを一度も行っていないという。また当日まで広報は一度もなし。ツイッターでのPRもなし。予約イベントもなし、ファンサイン会の日程は当日ようやく発表。音楽放送はなし。極め付きは、SMストアにいってもベッキョンの広報は一つもなく、アルバム検索をしなければ表示されないという状況だったそうだ。
会社からのアシストなしで、この記録を生み出した彼のすごさを、歴代ソロアーティストの初動順位表を添付しながら、これでもかと思いを綴っている。
この書き込みを見たファンは「この記録はベッキョンとファンが作ったもの」「SMが広報をしっかりやってくれたら、もっと成功できたと思う」「ベッキョンは本当にレジェンド」「『Bambi』すごく良かった!」「SMはいつ働いてくれるの?」「広報なしに、あの記録を作ってくれたベッキョンのファンはすごい‥なんだかうらやましい」など、うれしい気持ちと事務所への不満を書き込んだ。
そんなベッキョンは、先日自身のインスタグラムアカウントの生配信で、4月に入隊することを発表。視聴者を驚かせた。
音楽放送の活動がないのは、軍隊の準備のためとも言及しており「僕がいなくても(僕が)観られるYouTube(ユーチューブ)や、いろいろなコンテンツをたくさん撮影して、ただ夢中で走って来た」と打ち明けた。
また、『Bambi』のオンライン記者懇談会では「軍入隊前の最後のプレゼントになればと思い、自分のアイデアをたくさん入れた」と話している。