今の状況は伝わっている?「予防」「備え」で仕事はスムーズになる

「この人のもとで働けてよかった」ワーママの特徴
(画像=『LAXIC』より引用)

そもそも、遠隔から伝達する情報は不足が起こりやすくなります。リモート勤務だけでなく、ワーママの勤務(時短など)についても、ワーママの帰宅後に周りの人が代理対応するなど、フレキシブルな仕事の進め方が増えますので同じことがいえると思います。

遠隔コミュニケーションでの仕事や代理対応をお願いする場合において、自分の仕事の状況や今後起こり得る状況が、相手にきちんと伝わっていることは必須です。普段意識されていても、前提となる情報がすりあっていない事態は様々な要因で往々に発生します。また、緊急対応においては予断を許さず時間をかけられないなどで、代理対応が必要になった時にすりあわせをしようとしても十分にできないこともありえます。

常日頃から、今の仕事の状況、ご自身の状況を客観的に見ておくこと。

そして、状況の想起をスムーズにさせるため、情報はとにかくたくさん、周りの人に共有しておくこと。

これらをワーママの方に意識いただき、予防的に対応いただいていれば、有事の際にも周りがサポートしやすくなりますので、リモート勤務や時短勤務がとてもスムーズになるように感じます。

もちろん、客観視といっても場合によっては難しいこともあるので、会社にいるサポート側の方もわからないことを積極的に質問するなど、配慮が必要になってきます。サポート側が割を食わないで済むような施策も、あわせて検討いただければ、時短勤務者やリモートワーカーが居にくくなるということも少なくなるのかなと予想しています。

あとはぜひ、会社にいる時間や会社に顔を出す時間などをうまく利用して、コミュニケーションを多くとっていただきたいです。

普段からひとりの人、同じ職場の人として尊重し合い、お互いを理解していい関係を築けていれば、ワーママが急に周りの人にサポートをお願いしなければならなくなった時でも、きっと気持ちよく助けてくれるはずです。

ワーママではないケースも紹介してしまいましたが、ぜひ、ご参考いただければ幸いです。

ノヴィータ広報 中根の「ワーママのまわりで」

中根範子

1986年、広島県生まれ。大学にて図書館情報学を専攻、情報の分類、利用、蓄積という観点を学びながら、当時勢いを増していたインターネット検索に興味を持つ。2009年にITベンチャーに新卒入社、検索行動への興味の延長でSEOを知り、自社WEB担当に。その後、東証マザーズ上場、一部指定替え時に広報業務やIR業務を担当し、財務系事務も経験。2013年5月に結婚。ノヴィータには広報の立ち上げのため2014年9月に入社、現在は広報業務以外に人事業務、新規事業などを幅広く担当。「ワーママのそばで多く働いた」「既婚子どもなし」の立場から、LAXICの発信内容や世の中をよりよくできないか考えている。

提供・LAXIC

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