おしゃれな場所にデートにも連れていってほしいし、たまにはプレゼントも欲しい。毎日可愛いって言われていないと嫌だし、とにかく私以外には見向きしないで真っ直ぐに尽くしてほしい。そんなワガママが許されたのも、過去の話。結婚相手としては考えられない…なんて結婚対象外になるようなNG行動、しちゃってませんか?

「可愛い」で許される時代は終わったの

若かりし頃に、年上男性と付き合っていた女性は“お姫様扱い”されることが当たり前になっていることも多く、理想が高くなってしまう傾向にあります。何かあれば「可愛いから」と許され、ショーウィンドウに並ぶ靴やバッグを見て一言発したらそれが手に入る、なんてことも少なくはなく。

姫扱いされることに慣れすぎて、男性がいつの間にかお財布の一部になってしまったり、異性を見る目だけがどんどん厳しくなってしまった結果、しまいには「理想の男性が現れない」だなんて、嘆く結末を選んでしまってはいませんか?

髪がなくなり、横にどんどん大きくなる上司にも過去の栄光があったように、自分たちもキラキラ期はあるものの、それは永遠に続くものではないのです。その理想を追い続けているだけでは、今後の出会いも、2人の未来も潰してしまうだけかも。対象外になってしまうNGな行動を無意識にやってしまってはいないか、ぜひチェックしてみてください。

「対象外」になる働く女性のNG行動

見返りを求めて尽くす

男性は、愛する女性に尽くしたいとも思う生き物。ついつい女性の甘えを許してしまうこともあります。けれど、決して頭が悪いわけではないのです。見返りありきの猫なで声や、見返りありきの優しさには意外と気が付きます。ましてや、付き合ってすぐにモノを買い与えたりするような尽くしグセのあるタイプなら尚更。過去の恋愛経験に痛い目を見たことがある男性こそ、心のつながりを確かめようとする傾向にあります。私たち女性が思う以上に、繊細な生き物なのです。

過去の恋愛に嫉妬する

変えられない過去の恋愛までをも束縛しようとしないことです。元カノの話題が出たときに、ちょこっと膨れるくらいならまだ可愛らしいものの、本気で嫉妬するのは正直なんの刺激にもなりません。大好きだからこそ、嫉妬してしまう過去の恋愛話ですが、そこはドシンと構えて。あまりにも窮屈さを感じさせると、男性も焦ってしまいます。

寂しがりやで一人になれない

彼との別れを感じ取ったら、もう次の候補になる男性がやってくる…。常に男性をストックしているタイプの寂しがり屋女子は多いものですが、それを癖付けるのはやめておきましょう。単純な恋愛関係だけなのならば、良いかもしれません。けれど結婚という選択肢も考える相手がほしいのならば「病める時も、健やかなるときも」。不穏な空気を感じたときに、すぐさま他の男性に乗り換えをしてしまう癖は、自分にとってもリスク。男性もそんな危険性は察知していますよ。

一方的に感情を押し付けてばかり! 話し合いができない

感情のふり幅が大きい女性は、怒りや悲しみなどの負の感情を感じたときに、人の意見を一向に聞き入れない傾向にあります。話し合いをする場から逃げるように離れることは、カップルにとっては危険。仏の顔も三度までという言葉があるように、男性を疲れさせてしまうだけ。喧嘩をする度に「もういい」「別れよう」という女性もいますが、それって醜くないですか?

「子どもが嫌い」を公言する

全くもって、そういった行為をしないのであれば、子どもが嫌いでも問題はないかもしれません。けれどそれって、生き物として自然の摂理に反していますよね。伴侶にしたいと思えるほどの愛する人との間にできるのが子どもです。いる・いらないは自分だけで決めるのではなく、相手としっかりと話し合いをした結果で選ぶようにしましょう。

結婚=ゴールだと勘違い

とにかく結婚がしたい! 「結婚=ゴール」だと捉えている女性にまず冷静に考えてほしいのは、これからの結婚生活の方が長いということです。目の前の結婚というゴールテープを切ることに一生けん命になっている女性より、長い目で見て隣に居たい人になることを目標にして。

感情のコントロールができない

「生理前は情緒不安定になる」。これは女性がよく使いがちな言葉ですが、相手に自分のフォローを任せるのではなく、ある程度自分の感情を、自分自身の力だけでコントロールできるようになっておきましょう。

結婚生活で関わるのは、彼と自分だけではありません。彼の両親や自分の両親、そして子どもを持つ可能性もあるのです。自分第一が当たり前になっていては、そういった結婚生活に耐えられなくなってしまいます。男性にも多かれ少なかれ、感情の波はあるものです。自分だけじゃなく、パートナーを気遣えるような余裕をもって。

彼の知人に挨拶ができない

男性と付き合った瞬間に、まるで男を自分のモノ扱いする女性が居ます。プライベートの友人たちと会う時間まで束縛する女がそうです。自分の好きな女性を、仲の良い友達に自慢したい(会わせたい)と思う男性は多いもの。そこで、彼の大切な友人に挨拶ができない女はもはや、論外です。彼の大切な人を大切にできる女性になりましょう。

部屋が汚い・家事ができない

洋服や靴が部屋のなかにたくさん転がっていたって、一人でなら問題ありません。けれど誰かと生活を共にするのであれば、そのだらしなさは悪でしかありません。全ての家事を完璧にこなせというわけではありませんが、常識の範囲内の片付けや家事はできるようになっておきましょう。男性の胃袋をつかむ、は大事ですよ。

なんでも「わかってくれる」と思い込んでいる

男性脳と女性脳は、そもそもが違っているものです。相手を理解しあえないからこそ、それがもどかしく刺激となり、恋愛へと発展してきたのです。言葉にしないくせに、理解は求めるなんてなかなかの身勝手。どれだけ相手を理解していると思っていても、育った環境や経験など、完璧に同じ人なんて存在しないのです。自分のことに対しても、相手に対しても。決して誰かを“攻略”したなんて思わないことです。素直に言葉に出せるように努力した方が、不満を持つことなくずっとスムーズに物事が解決します。

容姿で人をランク付けする

見た目は人の名刺代わりにもなる、といいますが、生まれ持った容姿を見て人のことを分けるタイプの女性は、やや経験値が乏しいともいえます。人を見た目でしか判断できないという方は、もっと人と深く色々な方との付き合いを増やすべきです。よく街を歩いていて、同性を下から上まで舐めるように見つめる人がいますが、そういった小さな動作は、よく人に見られているものです。

「やってもらえる」が当たり前

親からも愛され、彼からも愛され、まるでお姫様かのように「やってもらえる」が当たり前な女性は多くいますが、それは永遠に続くものではありません。親の身体は自分より先に弱るものだし、彼が一生自分にだけに尽くしてくれるか、その体力と気持ちに余裕があるかは別問題。他人に依存して生きるより、自分の足で立った方が、圧倒的に人生は楽しいですよ。自分の広がりをつくることが、更なる魅力になるはずです。人に甘えっぱなしの人生から脱却しましょう。