もうすぐエイプリルフールですね! 3月下旬にもなると、4月1日にどんな嘘をつこうか準備を始める必要があります笑。
私たちは、”嘘をついてはいけない”と教わります。
でも、今までの人生で一度も嘘をついたことがない、という人は一人もいないと思います。 「一度も噓をついたことがない」と言う人がいたら、大抵はその言葉が嘘です。
むしろ、本当に一度も嘘をついたことがない人がいたら、それはそれで良くないというか・・・、嘘なしでは生きるのは難しいとと思います。
今日は、ついても良い嘘について深く考えてみます!
上述したように、私たちは「嘘をついてはいけない」と親にも学校からも言われます。 基本的には、嘘をついてはいけません。 嘘をつくと、信頼を失うことに繋がります。
とはいえ、冷静に振り返ってみると、1日の中でも結構な嘘をついていることが分かります。 全く嘘をつかずに生きていくことは難しいのです。
では、どんな嘘ならついてもよいのでしょうか?
まず、嘘について4つのタイプに分類してみました。
4タイプの嘘
まず、嘘は大きく2タイプの分かれます
1.意図的に(わざと)つく嘘 2.嘘のつもりではない嘘
そして、更に細分化すると
1-1.相手を貶める、 自分の利益になる嘘 1-2.相手を楽しませる、喜ばせる嘘 2-1.当初は本音でも結果的に嘘になってしまう 2-2.嘘なのに正しいと思い込んでいる
の4タイプに分類できると考えられます。
1-1.相手を貶める、 自分の利益になる嘘
これは、いわゆる「詐欺」や「偽証」などを指します。 また、自分を守るため、自分を大きく見せるためについてしまう嘘も含みます。
<例1>
嘘つき男「もしもし、オレオレ、実は交通事故にあっちゃって、示談金で200万円必要なんだ(本当は交通事故にあっていない)」
<例2>
嘘つき子「私は、ハーバード大学を首席で卒業しました(本当は大学にいってない)」
<例3>
野党議員「あなたは民間企業から接待を受けましたよね?」
与党議員「記憶にございません(本当は覚えている)」
1-2.相手を楽しませる、喜ばせる嘘
相手を幸せにするため、楽しませるため、また相手を守るためにつく嘘のことです。 これは、いわゆる「お世辞」「冗談」も含みます。
相手のことを考えて嘘が付けない人(完全な正直者)は、世の中を生き抜くのが難しいと思われます。 (ただ、そう言う意味で完全な正直者は貴重でありとても信頼できるとも言えます)
<例1>
友達A「はい、これ誕生日プレゼントのミントチョコだよ」
嘘つき子「ありがとー!嬉しい!おいしそう!(本当はミント好きじゃない)」
正直子「ミントチョコ嫌いなんだよね、他のものが欲しかったな」
友達A「・・・」
<例2>
子供「サンタさんからのプレゼント楽しみだなー」
嘘つき子「そうだね、サンタさん楽しみだね」
正直男「サンタさんはいないよ。親がこっそりプレゼント置いてるんだよ」
子供「・・・」
<例3>
静かな教室にて
オナラ子「プー」
嘘つき男「ごめんごめん、俺がオナラしちゃった。サツマイモ食べすぎかな。てへ」
オナラ子「(噓つき男さんが庇って助けてくれた、嬉しい)」
正直男「近くで聞いてたけど、オナラしたのはオナラ子さんだよ」
オナラ子「・・・」
<例4>
ふくよか子「ひさしぶりー!会うのは高校卒業以来だね」
嘘つき子「ひさしぶりー!全然変わらないね。かわいいー」
正直子「昔は可愛かったのにブスになったね。太った?」
ふくよか子「・・・」
<例5>
妻「晩ご飯作ったよー!どう?おいしい?」
正直男「あんまりおいしくない」
妻「・・・」
2-1.当初は本音でも結果的に嘘になってしまう
これは、言った時は嘘のつもりはないけど、結果的に達成されずに嘘になってしまうことです。
<例1>
男性「結婚しよう!絶対に幸せにするから!」
女性「うん!ありがとう!」
牧師「病める時も、健やかなる時も、富める時も、貧しき時も、夫・妻として愛し、敬い、慈しむ事を誓いますか?」
男女「誓います!」
→その後、離婚