ナチュラルチーズとプロセスチーズの違い
つまり、一言でいうと、
・プロセスチーズは、ナチュラルチーズを加熱して溶かして、再び固めたもの
です。
プロセスチーズをチョコで例えると、
手作りのチョコを作るために、板チョコを溶かして、再び固めるようなものですね笑。
プロセスチーズは、製造工程の途中で加熱処理を行うため、牛乳を固めるために添加した乳酸菌や酵素は働かなくなります。
よって、プロセスチーズは、保存中に変化しにくくなるので、ナチュラルチーズに比べて保存性に優れたチーズと言えます。
逆に、ナチュラルチーズは、乳酸菌や酵素が生きている可能性があるので、保存中に品質が変わる可能性があります。
特に、熟成タイプのナチュラルチーズは、微生物の働きにより、保存中も味が変わっていきます(保存中も熟成が進み、時間によって味の変化を楽しめます)。
乳酸菌は、生きているほうが健康に良いの?
ナチュラルチーズとプロセスチーズの違いの一つは、「乳酸菌が生きているか死んでいるか」とも言えます。
(※ナチュラルチーズでも、加熱処理をしていて乳酸菌が死滅しているものもありますが。)
乳酸菌は、健康に良いイメージがありますが、乳酸菌は生きたまま食べたほうが良いのでしょうか?
これは、諸説ありますが・・・
「乳酸菌は生きてても死んでても、健康への効果は同じ」という説が、現在では有力です。
つまり、ナチュラルチーズも、プロセスチーズも、乳酸菌による健康への効果は同じなんですね!
味や健康への影響は、
・熟成しているか(微生物が発酵させているか)
が大きいです。
つまり、
・ナチュラルチーズ
・プロセスチーズ
の違いは、そこまで大きいわけではなく、
ナチュラルチーズの中での
・熟成タイプ
・フレッシュタイプ
の違いのほうが大きいと思われます。
以上、今日は「ナチュラルチーズ」「プロセスチーズ」のお話でした!
特に「ナチュラルチーズ」は種類も多く、奥が深いです。全然書ききれていません笑。
また後日改めて、チーズについて記事を書きたいと思います!お楽しみに^^。
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本日のまとめ
・「プロセスチーズ」は「ナチュラルチーズ」を溶かして固めたもの
・ナチュラルチーズには「熟成タイプ」と「フレッシュ(非熟成)タイプ」がある
・伊能忠敬さんは、きっとチーズが好き
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提供・味覚ステーション
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