贈り物のお礼の平均予算はどれくらい?
贈り物をもらった時に、みなさんはお返しで贈るギフトの予算はどの程度でしょうか?いただいた贈り物と同じ金額を返した方が感謝や嬉しい気持ちが伝わると思うかもしれませんが、あまりに高額なお返しはかえって相手に気を使わせてしまう場合がありますので注意が必要です。では贈り物のお礼はどの程度が相場でしょうか?一般的に贈っていただいた物の3分の1から半額程度のものをお返しするのが、相手に負担にならず感謝の気持ちを伝えられる金額と言われています。
例えば5000円程度の贈り物をもらった場合は、2000円から2500円程度のお礼を送れば相手に気を使わせることなく喜んで受け取ってもらえるでしょう。ただしもらった贈り物が高額なものだった場合は、3分の1から半額程度で返してしまうと高額なお礼をすることになり、贈った相手が恐縮してしまう場合があります。
また贈り物をいただいた相手がかなり目上の方の場合、あまりに高額なお礼は相手を下に見ていると判断されかえって失礼にあたる場合もあります。その場合相手の負担にならず感謝の気持ちを伝えられるよう、5000円から1万円程度のものを選んで贈るとよいでしょう。
お礼を贈る際には手紙などを添えても◎
贈り物のお礼としてギフトを贈る時には、手紙などを添えるのもおすすめです。贈る相手を思って直筆で心を込めて書いた手紙は、その文章はもちろん文字からも人柄や気持ちが伝わるものです。もし得意であればちょっとしたイラストや贈る方の似顔絵などを添えてもいいですね。せっかく贈るなら手紙を書く便箋やメッセージカードも、贈る方に合わせて選んでみてはいかがでしょうか?例えば便箋には季節に合ったものがたくさんあります。春なら桜、冬なら雪という風に、手紙を開けた時に贈った方に季節を感じていただけるようなものを贈るとよいですね。
また便箋には金箔などがちりばめられた華やかな和紙で出来ているものもあります。感謝の気持ちを込めてそういった便箋を使うのもおすすめです。文章を書くのがあまり得意でないという方は、凝った作りのメッセージカードなどを贈り物を渡す時に添えてみてはいかがでしょうか?今は開けると音楽が鳴るオルゴール付きのカードや、スマホで撮った写真や動画をデータにしてカードに貼り付けられるものもあります。遠く離れた方へお礼を贈る時にも便利ですね。
手紙やカードを添えるとギフトだけよりも感謝の気持ちが伝わるものです。渡す相手に合わせて、便箋やカードを選びましょう。