5.長崎市野口彌太郎記念美術館
日本の近代絵画史に大きな足跡を残したフォービズムの巨匠で、また長崎にもゆかりの深い洋画家・野口彌太郎を紹介する記念美術館。昭和初期のヨーロッパ滞在時に描かれたものから、晩年に至るまでの作品約340点を収蔵し、年2回の展示替えを行いながら常時40点ほどが展示されています。油彩を中心に水彩やデッサンなど、野口彌太郎の画業の全体像に触れることができます。
6.長崎市須加五々道美術館
旧外国人居留地の町並みが残る「南山手伝統的建造物群保存地区」に建つ34棟のうちの1つ、明治中期に建てられた木造2階建ての「南山手乙9番館」を利用した美術館です。館内には、水墨画の技術をベースに西洋美術の遠近法を融合させた「新日本画」と呼ばれる画風を生み出した、長崎市出身の須加五々道（すかごごどう）の作品約20点を展示。歴史ある建物とともに鑑賞を楽しむことができます。
7.三川内焼美術館
三川内焼（みかわちやき）の伝統的な技法の継承を目指した、三川内焼伝統産業会館の中にある美術館。江戸時代に平戸藩窯で製作された、一般的に「古平戸」と呼ばれる三川内焼の名品と、400年以上の伝統を受け継ぐ現代三川内焼の窯元による秀作の数々が展示されています。また館内では、楽焼（絵付け）や透かし彫り体験などもできます。
8.ハウステンボス美術館
ハウステンボスに4つある美術館のうちの1つで、オランダの宮殿を忠実に再現した「パレス ハウステンボス」の中にあります。オランダの版画家、M.C.エッシャーの作品を中心に、オランダに関する民俗資料、絵画、陶磁器、ガラス工芸などをコレクションしており、年3〜4回の企画展を開催。また館内には、国内最大級のドーム型の「壁画の間」があり、「反戦と平和」をテーマにした高さ19m、幅11mもの見事な壁画を鑑賞できます。
提供：トリップノート
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