「ミルクチョコレート」、「ホワイトチョコレート」の食べ比べに続いて、 今回は「ビターチョコレート」(ブラックチョコレート)の食べ比べ(味覚評価)です!
なんとなく甘さが控えめで苦いチョコレートのことを 「ビターチョコ」とか「ブラックチョコ」と呼んでる人が多いと思いますが、、、
実は、「ビターチョコ」と「ブラックチョコ」には、原料などに厳密な違いはなく、 呼び方の違いであると考えられます。「ダークチョコ」と呼ばれることもあるみたいです。。
そんなビターチョコの3商品(明治、ガーナ、ダース)について、味の違いを評価してみました!
今回も、「明治」、「ロッテ」、「森永」3社のチョコレートで味覚評価を実施しました。
「明治ブラックチョコレート」【明治】
「ガーナブラックチョコレート」【ロッテ】
「ダースビターチョコレート」【森永】
※日本味覚協会所属の評価者4名にて味覚評価を実施しました。
なお、前回までのミルクチョコレート、ホワイトチョコレートの味覚評価(食べ比べ)の結果については、以下の記事をご参照ください!
栄養成分表示
まず、それぞれのチョコレートの栄養成分表示を調べてみました。
内容量は、明治が41g、ガーナが50g、ダースが42gです。
1gカロリーあたりのカロリーを見ると、ダースがほんのすこーしだけ高いです。 (0.3kcalくらいです、ほぼ変わりませんね)
特徴としては、 明治、ガーナに比べダースの「たんぱく質」が少ないこと、が挙げられると思います。
レーダーチャート(味覚評価/採点法)
今回は、ビターチョコレートの味の要素として、
1.苦味 2.ミルク感 3.カカオの香り 4.なめらかさ(口溶け) 5.砂糖の甘さ 6.コク 7.固さ
の7項目を設定し、 各項目について5点満点で味覚評価(採点法)を行いました。
結果は、以下の通りです。
「ビターチョコ」ではありますが、、 3種類ともに、強い苦味はあまり感じませんでした。
その中でも、ビター感が最も強かったのは「ガーナ」です。 一方で、最も甘かったのは「ダース」で、ミルク感もあり、ミルクチョコと同じくらい甘いのではないか、と思えるような印象でした。
苦味の強い「ガーナ」は、砂糖の甘さやミルク感といった項目だけでなく、 コクや固さの項目も低い点数となったので、 シンプルに苦いチョコを溶かして手作りチョコに使いたい!という場合に適していそうに感じました。
また「ダース」は甘さやくちどけ重視、「明治」はバランス重視、といえると思います。
原材料表示と味覚評価の関係
次に、原材料表示を見比べてみます。
【明治】