飲み会や習い事にも投資視点を取り入れてみる

支出のうち、交際費や外食費については誰と過ごすか、自分がどのように感じたかで消費か投資か分かれる性質があります。

たとえば、いつものメンツで集まる女子会や会社の飲み会。居心地もいいし、ストレス発散になることもありますがあまり発展性はありませんよね。

自分にとって有意義な話を聞くことが出来れば自己投資に繋がりますが、その場に居るだけのような場合は皆勤賞を狙う必要はありません。何回かはパスし、その分の費用をセミナーに行ったり書籍を買う等の自己投資に使ってみるのも良いでしょう。飲み会ではなくランチで代用するのも良いかも知れませんね。

また、新しい趣味や習い事を検討されている場合にもマネ女的には投資視点を取り入れたいところです。

例えば、興味関心事にプラスして

  • 趣味と実益も兼ねる
  • 資格取得につながる
  • 転職や独立に役立つ
  • 交友関係や人脈が広がる こういった視点でチョイスすると、単に消費ではなく投資としてスキルや人脈が身に付くだけでなく、将来、支払った月謝以上のリターンが期待できるかもしれません。

    浪費と投資を区別し、理解する

    今まで無自覚に支出を重ねていた方は、自分の支払いに対して「これは、果たして消費なのか? 投資なのか?」を考える習慣をつけると、マネーリテラシーが高まりメリハリの効いたお金の使い方が出来るようになります。

    今まで浪費が多かった人はもちろん、すでに節約志向を持ち貯蓄体質の人でもそこから一歩進んで投資思考を持つのは大切なことです。

    お金を出す時は一瞬立ち止まって内容を吟味して、なるべく有形無形のリターンが期待できるものに投じていきたいものですね。

    文・栗林篤/DAILY ANDS

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