外観はもちろん内観も当時の雰囲気が残っていて、長居したくなる魅力的な空間に仕上がっています。
筆者はお土産でライ麦パン(350円/斤)を購入しました。トーストにして食べましたが、素材の味が活きた健康志向のパンでした。
店内には、食パンの耳を揚げて砂糖をまぶしたというサービス品も用意されています。お1人様1袋まで無料で頂けます。店内イートインも可能です。
15:15 桐生新町重要伝統的建造物群保存地区
かつて「桐生は日本の機どころ」と言われたように、織物業で栄えた歴史的建造物が町の至るところに残っています。
特に現在の本町一丁目、二丁目には織物関係の蔵、のこぎり屋根工場などが多くみられます。当時の区画(敷地割)もよく残っているのだとか。
この風景を未来へ残していくため、特定の地域が「重要伝統的建造物群保存地区」として指定されました。
保存地区には見どころが点在しています。2~3時間もあれば徒歩で散策可能です。
17:45 梨木館/夕食
創業明治12年の老舗宿です。梨木館と書いて「なしぎかん」と読みます。
部屋には眺めのいいお風呂がありますが、宿泊者共同利用の天然温泉もおすすめです。坂上田村麻呂が関東遠征の際に発見したという由来を持つ、歴史ある温泉「薬師の湯」に浸かることができます。温度は低めで、長時間浸かれるようになっています。
食事は部屋出しです。時間になるとスタッフさんが運んできてくれるシステムです。名物はキジ料理。キジは、見た目はふつうの鶏肉にそっくりですが、味や食感は異なりました。脂身が少なく、あっさり淡泊な食材で食べやすいです。食事はボリュームがあるので、お腹を空かせておくのがおすすめ。
【2日目】9:00 梨木館/朝食
朝食には和食が振る舞われました。お腹に優しいおかゆと、群馬県特産の大きなマイタケの蒸し焼きが印象に残っています。
宿のすぐ外には川が流れていますので、朝散歩するには気持ちがよいです。
11:00 桐生川源流林
桐生川源流林とは、桐生川沿いに広がる山林を指します。透明感あふれる水を見ながら簡単なハイキングを楽しむことができます。
桐生川源流林については以下の記事で詳しく紹介しています。散策路が少し分かりづらいスポットなので、訪問される方は事前に目を通しておくと安心です。
11:40 桐生和紙
桐生和紙の生産を行う最後の一軒です。
写真:菊地早秋 小さな店内 和紙や、和紙を加工した雑貨を購入することができます。便箋、ポチ袋、封筒など可愛いものがたくさん並んでいます。
12:15 梅田ふるさとセンター
野菜や加工食品を取り扱うマーケット、レストラン、観光情報館などが揃った地域施設です。
群馬グルメで人気の「花ぱん」を購入することもできます。「花ぱん」とは、桐生天満宮の梅紋を模した形で、卵と小麦粉を練って焼いたお菓子です。
13:00 梅田湖
梅田湖は桐生駅から車で約20分、山の方へ車を走らせると到着する湖です。釣りやボートを楽しむことができます。広々とした景色を眺めることもできます。
毎年2月には梅田湖に隣接したロウバイパークで、ロウバイの花を観賞する人で賑わいます。
この記事を書いたトラベルライターから一言
この旅で最も衝撃的だったのは桐生グルメの代表「ひもかわうどん」でした。幅15cmもあるうどんを食べたなんて、今でも信じられません。とにかく麺がツルッツル、モッチモチしていて、お箸で掴みづらいです!麺の量も多くて、何本も(いや、何枚も?)食べ終わる頃にはお腹がしっかり膨れています。うどんより蕎麦派の筆者にとってはインパクトが大きすぎたかもしれません……!(菊地早秋)
提供・トリップノート
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