重曹にはもちろん、お酢など身の回りにあるもので消臭効果があるものはいくつかあります。ニオイはもちろん、汚れを取り除く効果がある程度はありますので、特別な洗剤などがなくてもしっかりと掃除することができます。お風呂の排水溝のぬめりというのは、簡単にはキレイにできないものです。
そこで、重曹を排水溝に直接ふりかけてしばらく放置していると、ぬめりや排水溝独特のニオイを取り除くことができます。
毎日のこまめな掃除で排水溝掃除も楽になる
お風呂掃除を定期的に行う、というのはもちろん悪いことではありませんが、排水溝のニオイや汚れは短い時間でもすぐに悪化してしまいます。特に春や夏などの暖かい季節になると、排水溝の汚れやニオイはひどくなりやすいです。
できるだけ普段の生活の中でこまめに排水溝のお手入れをすることが大切なのです。
例えば、毎日できるお風呂掃除として排水溝の髪の毛などを取り除くようにしましょう。髪の毛が排水溝に溜まってしまうと、そこに皮脂や垢などがへばりついてドロドロになっていきます。そのため、髪の毛をしっかりと取り除いたうえで水切り網の中もきれいにします。
翌朝、ボロ布やティッシュなどを使用して、排水溝のフタについている髪の毛を巻き取ります。このような排水溝の汚れを取り除くときには、お風呂に入ってすぐではなく、翌朝に掃除をするのがおすすめです。
というのも、翌朝になれば排水溝もある程度は乾燥しているので、汚れを取り除きやすくなっています。排水溝の水切り網に溜まった汚れを取り除いたら、今度は排水溝に重曹をふりかけていきます。そのまましばらく放置すればぬめりも取れますし、お酢を薄めてスプレーすると消臭効果もあります。
排水溝はボロ布と重曹とお湯で掃除
排水溝の頑固な汚れは、ちょっとしたコツを押さえておくだけできれいに掃除することができます。
まず、排水溝のふたやごみ受け部分を掃除していきます。まずはボロ布やティッシュを使用してゴミ受け内にある髪の毛を取り除きます。
それから排水溝にあるふたやごみ受けについている汚れ、カビといったものに対して重曹をふりかけていきます。重曹をふりかけて、歯ブラシなどを使用してこすってください。
歯ブラシだけではなく、綿棒もあるとさらに掃除しやすくなります。歯ブラシや綿棒があると、細かい部分をしっかりと掃除することができます。歯ブラシを使用しても落とすことができない汚れに対しては、綿棒を使ってこすります。
排水溝に重曹をふりかけて、そこにお湯をかけると重曹が激しく泡立ちます。泡立ったら、歯ブラシなどを使用すると汚れを除去することができます。
排水溝に重曹を使用しただけでもある程度は汚れもニオイも除去できますが、掃除が終わってから排水溝にお酢やクエン酸の入ったスプレーをするとニオイを予防することができます。
このように身の回りにあるものを上手に使用して、排水溝をきれいに洗浄、除菌できるので試してみてください。