この4月から子どもが小学生になったワーママの皆さん、保育園時代も帰宅後子どもを寝かし付けるまで戦争状態なのに、そこに「子どもに宿題をやらせる」がプラスされ、さらにバタバタ状態になっていませんか。

自分から率先して宿題に取り組むお子さんなら全然問題ないですが、そんな子、ほぼいません(笑)

「宿題やったの?」「まだ」「早くやりなさい!」「うん、あとで」なんていう押し問答が毎日のように始まるわけです。

そこで今回は先輩ワーママたちに、宿題をやる気にさせる方法や秘策など、リアルな宿題事情を聞いてみました。

「宿題したら○○していいよ」作戦

子どもが宿題を全然やらない!どうすればやる気になってくれるの?
(画像=『LAXIC』より引用)

どこを探してもやる気スイッチが見当たらない子どもをやる気にさせるのは、なかなか大変なこと…… そんなときはこんな作戦でいきませんか?

〔Aさん/子ども11歳、7歳〕

小学校1年生の1学期は、ひらがな・カタカナの書き取りや繰り上がりのない足し算がメインの宿題。量も、10分~15分でできる程度。保護者会で聞いた話ですが、基本的に宿題量は学年数×10分で終わる量と言われています(1年生なら、1×10=10分、2年生は2×10=20分という感じ)。

大人からしたら「すぐ終わるじゃん!」という量ですが、保育園から帰ったらおもちゃで遊ぶ、テレビを見るだけの生活を送っていたわが男児たち。学童から帰宅するのが19時近くなので、先に夕飯を食べさせてから、好きなDVDあるいはゲームをエサに20時くらいから30分ほど宿題をさせていました。その間私は子どもをチラチラ監視しながら皿洗い。

「テレビやゲームのご褒美をちらつかせて勉強させるのはあまりよくない」という意見もあるみたいですが、限られた時間の中でそんなこと言ってられません。とりかくやればいい!(笑)

お友達のチカラを借りる

子どもが宿題を全然やらない!どうすればやる気になってくれるの?
(画像=『LAXIC』より引用)

学童で過ごす場合は、学童でやってきてもらえるとありがたいですよね。でもなかなかやってくれないのが子どもというもの。

〔Yさん/子ども10歳〕

放課後たっぷり時間があるのだから、学童で友達と宿題やってきてくれるかな~という期待は見事に外れ、1~2年生のころは学童ではめいっぱい遊び、帰宅後ご飯を食べているときから眠くて目が泳いでいる状態…… そんな息子に「宿題せい!」とハッパをかけるのも一苦労でした。

しかし、3年生くらいになると、きちっとした友達(ありがたいことにいるんです、こういう子が)につられて、ほぼ毎日学童でやるようになったんです。ちなみにそのしっかりした子は女の子。もしかしたら好きだったのかも……

学童の先生に聞いた話ですが、やはり女の子の方が男の子より断然しっかりしていて、宿題をする部屋は女の子でいっぱい、体育室は男の子でいっぱいなんだそうです(笑) 分かる気がします!

宿題はリビングでやらせる

子どもが宿題を全然やらない!どうすればやる気になってくれるの?
(画像=『LAXIC』より引用)

リビングか自分の部屋か。宿題する場所もなかなか悩ましいですよね。自室だと、親の目を盗んでゲーム三昧なんてことも。

〔筆者/子ども13歳、10歳、3歳〕

最近はリビングで勉強をする子どもが増えているようで、ネットや雑誌などでも「リビング学習」の特集が組まれていますよね。わが家も例外ではなく、宿題は必ずリビングでさせています。リビング学習のメリットとして、以下のことが言われています。

・親の目を盗んでマンガやゲームなどができない
・疑問に思ったことをすぐ親に聞ける
・親の姿が見えるので安心する
・頑張っている姿を褒めれば子どももやる気アップ

わが子たちの場合は、子ども部屋に一人でいるのが怖いという情けない理由でしたが、確かに上記のメリットにあやかっていました。今中学1年の長男はいまだにリビングで宿題をしていますが、「がっつり見られるのはいやだけど、同じ空間にいてなんとなく監視されてる感じのほうがやる気になるんだよね」だそうです。

上2人の子どもたちの低学年のときの担任の先生が、宿題を忘れるとけっこう叱る先生だったので、怒られるのが怖くてやっているうちに、宿題=言われないでもやるものという癖がついていました。ありがたいことです!