お菓子をつまむのが「仕事中の楽しみ」という人もいることでしょう。しかしちりも積もれば山となる……です。数百円程度のお菓子でも毎日のように買っていると、結構な金額になりますよ!そこで今回は定番お菓子のコスパがどうなっているかについて検証してみます。

小腹を満たしてくれつつコスパも良いお菓子は?

それぞれのお菓子の内容量と値段から1グラムあたりの値段を算出し「どのお菓子が1グラムあたりの値段が安いのか?」を比較していきます。なお金額はあくまで購入したときの価格なので、店舗によって異なる場合があるためあしからず。

それでは疲れたビジネスパーソンの小腹を満たしてくれる、ボリュームはありつつコスパも良い……そんな心もお腹も満たされるお菓子を全部で10個チェックしていきましょう。なお、お菓子はコンビニで購入しており、値段はコンビニ価格、パッケージに記載されていたグラム数を参考にしています。

1.亀田製菓「ハッピーターン」内容量90グラム178円(税別)

2.定番お菓子をコスパで比較!1グラムあたりの価格10選
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1976年に発売されたロングセラー商品のハッピーターンは、甘じょっぱいハッピーパウダーが癖になる一品です。

178円(税別)90グラム、内容量1グラムあたりの価格は約1.98円でした。重量で管理しているので個包装数は異なる場合があるものの約22個包装が目安……つまり、1個包装あたりは約8.09円です。ひとまずハッピーターンを基準に、他のお菓子も計算していきます。

計算式
178円÷90グラム=1.98円(小数点第3位以下、四捨五入) 178円÷22個包装=8.0909円(小数点第3位以下、四捨五入)

2.不二家「カントリーマアム」内容量160グラム258円(税別)

3.定番お菓子をコスパで比較!1グラムあたりの価格10選
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1970年ごろにアメリカで登場した焼きたてクッキーをヒントに、1984年に開発されたのが不二家のカントリーマアムです。

おいしくてつい手が伸びてしまい「あっという間になくなってしまった」という経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。カントリーマアムは1枚が標準10グラム、16枚入りということで内容量を160グラムとして計算します。

258円160グラム、内容量1グラムあたりの価格は約1.61円。1グラムあたりの価格が「ハッピーターン」より安いのは少し意外でした。ちなみに1枚あたりの価格は、約16円になります。

計算式
258円÷160グラム(16枚入り10グラム)=1.61円(小数点第3位以下、四捨五入) 258円÷16枚=16円(小数点第1位以下、四捨五入)

3.カルビー「ポテトチップスうすしお味」内容量85グラム148円(税別)

4.定番お菓子をコスパで比較!1グラムあたりの価格10選
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袋の大きさに反して重さは軽い「ポテトチップス」。148円(税別)85グラム、内容量1グラムあたりの価格は約1.74円でした。

ここまで計算してみたところ、あくまで1グラムの値段の比較として一番高級なのは「ハッピーターン」、次に「ポテトチップス」、一番コスパがいいのが「カントリーマアム」という結果に。この調査、なかなか奥深いですね!

計算式
148円÷85グラム=1.74円(小数点第3位以下、四捨五入)

4.カルビー「じゃがりこ じゃがバター Lサイズ」内容量70グラム158円(税別)

5.定番お菓子をコスパで比較!1グラムあたりの価格10選
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手に汚れが付きにくいため、おそらく仕事中のおやつの定番にしている人も多そうな「じゃがりこ」。レギュラーサイズ(約70ミリ)の約120%の長さだというLサイズを用意してみました。

この内容量と価格の比率からするとなかなか高級そうな予感?読みは的中し、158円(税別)70グラム、内容量1グラムあたりの価格は約2.26円。2円を突破しています。

計算式
158円÷70グラム=2.26円(小数点第3位以下、四捨五入)

5.亀田製菓「ソフトサラダ」内容量150グラム168円(税別)

6.定番お菓子をコスパで比較!1グラムあたりの価格10選
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重さを計ってみた結果、2枚入り1個包装につき標準15グラムで作られているようです。パッケージによると、1袋につき10個包装詰められているそうなので、全体の内容量を150グラムとします。

168円(税別)150グラム、内容量1グラムあたりの価格は約1.12円。なんと「ハッピーターン」「カントリーマアム」「ポテトチップス」「じゃがりこ じゃがバター Lサイズ」の中でダントツの安さ!

計算式
168円÷150=1.12円