家事育児を楽にする5つの秘訣
働きながら子どものお世話や家事をこなすのは大変です。しかし、やり方次第で家事育児との付き合い方がもっと楽になります。ここからは、家事育児を楽にする5つの秘訣について順に説明します。
1.時間管理マトリックスを使う
「7つの習慣」という本をご存じでしょうか。「7つの習慣」は、経営コンサルタントでもある作家が執筆し、世界的ベストセラーとなった自己啓発本です。本の中で紹介されている人生を幸福に導くための成功哲学の数々は、企業での社員研修にも使われています。
家事育児においておすすめしたいのはその中のひとつ、「時間マトリックス」の考え方です。タスクを「緊急度」と「重要度」の2軸で分類することによって合理的に優先度を決めるという方法で、スピーディーな判断が求められるビジネスの場面でも多用されています。
そんな「時間マトリックス」の考え方は、さまざまなタスクを短時間で次々と処理していく必要がある家事育児の場面でも有効です。
日々のタスクを時間マトリックスにあてはめていくだけで優先度が整理できるので悩まなくて済み、家事育児の対応が楽になります。一番のポイントは、準備や計画、効率化のためのアイディア出しなど、緊急度は低くても重要度が高いタスクを取りこぼさないようにすることです。
2.夫との分担を見直す
夫との家事・育児分担を見直して自分の負担を減らすことも考えてみましょう。おすすめは、一切の家事育児タスクを分担と頻度(定期/不定期)で一覧化して、分担を決めていくことです。家事育児の可視化は、やる気はあっても何を手伝ったらよいかわからない夫には特に効果的です。
ただし、夫のスキル不足で最初から公平な分担にするのが難しい場合もありますよね。そんなときは、子どもの爪切りや保育園行事の準備など不定期で忘れがちな軽いタスクをフォローすることから始めてもらいましょう。
もし夫が平日は仕事が忙しく妻のワンオペになってしまうのであれば、逆に夫を休日の育児家事の責任者にするのはどうでしょう。夫にすべての家事育児を仕切ってもらい、妻はその間に外出もOKにすればママはかなり楽になります。パパも普段の家事育児の大変さや子どもたちの様子がよくわかりますよね。
3.家事をできるだけ効率化する
家事をできるだけ効率化していくことも大事です。食事は三食すべて手作りでないと、家は常にキレイでないと、というようにハードルをあげていませんか。料理はさまざまな方法で効率化が可能です。
自動調理器や炊飯器を使ったほったらかし調理メニューを増やす、食材の下ごしらえがいらない宅配の調理キットサービスを使うなど、時短で高い満足度が味わえる調理法を導入してみましょう。宅配サービスを使えば買い出しの手間も省けるので一石二鳥です。専門店の少し高級な調味料を隠し味にして、時短料理の味をワンランクアップさせるのもおすすめです。
掃除については、ロボット掃除機や吸引力の高いコードレスクリーナーを活用すると時短になります。洗濯といえば、洗った衣類を干す作業が大変ですよね。乾燥機付き洗濯機や浴室の衣類乾燥機を使って外干しをやめることで、びっくりするほど手早く済むようになります。このほか、食器洗い乾燥機やフードプロセッサーなども積極的に取り入れたい時短家電です。
4.家事代行サービスに頼る
思い切って、家事代行サービスに頼ってみるのも賢い解決方法です。家事代行サービスであれば、掃除だけでなく、料理や洗濯、買い物など、日常的な家事をサポートしてもらえます。家事代行サービスといってもイメージが湧かず、自分の希望通りのサポートを受けられるのが不安な人もいるかもしれませんね。
たとえば、家事代行サービスのベアーズの場合は、事前のヒアリングを基に、一人ひとりのライフスタイルや要望に合わせたオーダーメイドのサービスが受けられます。プランによっては不在時の対応も可能です。プロに掃除などの家事を任せて外出できますので、忙しい日常のリフレッシュになります。
家族以外に家事を助けてもらうことに抵抗がある人もいるかもしれませんが、外出している間に依頼したすべての家事が片付いている爽快感は格別です。まずは初回限定のお試しプランに申し込んで品質を確認してみてはいかがでしょうか。
5.自分の時間を大事にする
最後に、忙しくても自分がひとりになれる時間を作ることはとても大事です。実際に、仕事を持ち家事や育児をこなしている多くの女性が、もっとも大事なのは「時間的なゆとり」だと考えています。
お風呂でゆっくり湯船につかる、お気に入りのコーヒーを淹れて読書を楽しむなど、1日30分程度でも自分のために使える時間を確保して力を抜くことが大事です。夫との分担や時短家事、家事代行サービスの利用によって捻出できた時間は、買い物や体のメンテナンスなど、自分の楽しみに使うことをおすすめします。
家の中で過ごすよりは外に出るほうがリセット効果も高まります。心身共にリフレッシュできればまた明日から頑張ろうという気持ちが自然と湧いてくるものですし、子どもたちへの笑顔も増えることでしょう。リフレッシュしているときにふと、日々の悩みや迷いの解決法が思い浮かぶことも案外多いものです。
まとめ
仕事と家事、育児までひとりで完璧にこなせるスーパーママはいません。仕事と家事、育児どれも短距離走ではなく長距離走。ママひとりで抱え込まずに、自分が楽になれる手持ち札を増やしていくのが最後まで走りぬくためのコツです。
もちろん、疲れきったママに頼まれる前に、パパ自ら家事育児の最前線に立つことも大事。紹介した秘策も取り入れつつ、ゆとりを持ってそれぞれを楽しんでいきましょう。
提供・Kajily
【こちらの記事も読まれています】
>網戸掃除は実はとっても簡単!特別な洗剤や道具がいらない方法とは
>新生児のしゃっくりが止まらない!原因と止め方は?
>大掃除チェックリストの作り方(テンプレート付き)
>出産後(産褥期)の掃除や家事はすぐ始めちゃダメ?
>【妊娠初期の症状チェック】いま気をつけるべきことは?