共働きである方は、家族の時間を増やすために、家事の時間を減らしたいと考えているといいます。
ですがその一方で、清潔への関心が高まり、女性が家事にかける時間は年々増加傾向にあるといいます。
「手抜き」をしない方法で家事を合理化するためには、全自動洗濯機や食器洗い乾燥機の導入、家事代行サービスの利用など金銭的な投資を行うことが不可欠だといえます。
家事を合理化するためには、金銭的な投資をする必要がある
共働きの家庭では、家事を合理化する=家事の時間を減らすためには、「手抜きをする」あるいは、金銭的な投資を行うことが不可欠だと考えられます。
では、金銭的な投資とはどのようなものを指すのでしょうか? 家事を自動で行う機械の導入
まず、家事を家族の代わりにやってくれる機械の導入を考えてみましょう。
もっとも身近なものでいうなら、洗濯機が挙げられます。
従来であれば全自動洗濯機や洗濯乾燥機などが主流となっており、洗濯物を干したり畳んだりするのは人の手で行わなければなりませんでした。
しかし、米サンフランシスコに全自動洗濯物たたみ機というものが現れ、「洗濯」という家事の負担をほぼゼロにしています。
日本でもいずれこのような機械が家庭に普及していくかもしれません。 家事代行サービスの利用
家事を代わりにやってくれるのは、機械だけではありません。
人の手によって家事を行ってもらえる家事代行サービスがあります。
機械だけですべての家事を完結できたらよいのですが、そうはいかないのが現状だと思います。
部屋の掃除は機械でできても、お風呂掃除やトイレ掃除をこなせるような機械はありません。
調理機器の機能が発達していても、家庭の味には叶いません。
やはり、家事は人の手によって行われるべきだといえます。
そこで考えたいのが、家事代行サービスの利用なのです。
共働きの夫婦が大切にしたいと考えているのは家族との時間
共働きの家庭で、仕事と家事のどちらもこなすのは非常に困難だといえます。
さらに、育児や家族との時間も必要になってきます。
これらの時間の中でどの時間を節約したいか?と聞かれた時、皆さんならどう答えるでしょうか。
ある調査によると、この回答は男女で大きな差があるという結果が出ました。
男性の半数近くが仕事の時間を減らしたいと答え、女性の半数近くが家事の時間を減らしたいと答えました。
この結果が表しているのは何でしょうか。
共働きの家庭において、やはり男性の方が会社へ勤務している時間が長い傾向にあり、女性の方が家事の時間が長い傾向にあるからだと考えられます。
また、一部の男性は家事の時間を節約したいとも答えています。
つまり、共働きの夫婦にとって、家事は仕事と同様に大変な労働であるといえるのです。
育児や家族との時間を大切にしたいと考えているのは男女どちらにもいえることで、特に「家族で過ごす時間」は男女ともに6割の人が充実させたいと考えているようです。
実現させるためには、家事の合理化が必要になるというわけです。