共働きの家庭は多いと思いますが、家事の分担はどのようにしているでしょうか。
きっちりと夫婦で家事分担をしているところもあるようですが、まだまだ妻が全部していたりほとんどをこなしていたりすることが多いのが現状です。
日頃から些細なことでもお互いパートナーに感謝の気持ちを伝えることで、家事分担をスムーズに行うことができるでしょう。
パートナーに感謝の気持ちを伝えることは家事分担だけでなく、ストレスを減らし家庭を円満にすることにも役立ちます。
感謝の気持ちは具体的に伝えるようにしましょう
共働きの場合でも、未だに家事の大部分は妻がしているという傾向があり、妻に不満やストレスが溜まっている場合も多いです。
仕事に家事にと頑張ろうとすると時間はいくらあっても足りず、ストレスや疲労ばかりが溜まってしまいます。
もちろん共働きであれば夫婦で家事を分担し、お互いに支え合うべきなのですが、感謝の気持ちを伝えるということも大切です。
感謝の気持ちは具体的に伝えることが大切です。
感謝されると言われた方も嬉しいですし、やりがいを感じたりやる気もアップしたりとプラスに働きます。
ただ「ありがとう」と伝えるのではなく、具体的に感謝の気持ちを伝えることで、より喜びが増し「次も頑張ろう」と思るのです。
料理について褒め、「また作って欲しい」と伝える
「ごはんを作ってくれてありがとう」と伝えている人もいるかもしれませんが、それだけよりも「今日の○○、美味しかったよ」というようにその日の料理を具体的に褒めるようにしましょう。
また、そこで「また作って」ともう一言を添えるだけでも、妻のやる気はアップします。
特に妻が献立を毎日考えている場合は、献立に悩むことが多いため「また作って」と言われるだけで助かる言葉なのです。
掃除や見えない家事について感謝する
実は男性が気付いていないだけで、目に見えない家事は多く存在します。
例えば排水溝や換気扇、窓のサッシなど、普段あまり見る機会がない部分の掃除は気付きにくいため、妻は掃除しても誰にも感謝されないことも多いのです。
このような掃除を妻がしている姿を見かけたら、「大変な掃除をいつもしてくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝えましょう。
もし見かけていなくてもキレイであれば、知らないところで掃除をしているはずなので感謝の気持ちを伝えるといいでしょう。
ダメ出しは相手を傷つけ、やる気を減退させてしまいます
夫が家事を手伝ってくれることもあるでしょう。
そんな時、きちんと感謝の気持ちを伝えることができていますか?
普段てきぱきと家事をこなしている妻は、ついやり方が気に食わず、ダメ出しをしたり文句を付けたりしてしまいがちです。
家事が苦手な男性は多く、妻がダメ出しをしてしまうことで余計にやる気をなくしてしまいます。
ある調査によると、男性が実際に行っている家事の割合よりも、手伝いたいという意識の方が高いのだそうです。
では、なぜ手伝おうという意欲はあるのにどうして実行しないのかというと、「妻にダメ出しをされて悲しかったという経験」により、躊躇してしまうのだそうです。
せっかくしてもらった家事について、感謝の気持ちを伝えずダメ出しをしてしまうと、男性はやる気をなくしてしまいます。
ですから、してもらったことに対してはまず感謝することが大切です。
夫が家事を手伝ってくれた時には、まず、してくれたことに対してお礼を言い、具体的に「ありがとう」という感謝の気持ちを伝えましょう。
妻や子ども喜び感謝されれば、男性のやる気もアップして、また快く手伝ってくれるでしょう。
共働きだとどうしても働くことに感謝することを忘れてしまいがちですが、たまには「いつも遅くまで働いてくれてありがとう」など感謝の気持ちを伝えてみましょう。