農園風景を満喫しつつ気軽に学べる

自宅にいながら世界の農園へ!UCCコーヒーアカデミー「コーヒー生産国LIVEツアー」
(画像=Cafendより引用)

ツアーは、どんどん農園内を移動していきます。花の満開にはほんの少し時期が早かったのか、白いつぼみの状態でしたが、それでも珍しいコーヒーの花を見ることができました。

ちょうど今は収穫が終わって2021年の実を作るための工程がスタートしたところだそうで、実際のコーヒーの苗の植え替えを見学。ちなみにコーヒーの木は3年たつと横に伸びすぎてしまい収穫量が減ってしまうので、4年に一度木の根元を残して切ってしまうとか。ちょうど昨年根元で切りそろえられたコーヒーの木が紹介されましたが、一年後の現在、人の身長を軽く上回る高さまで枝葉が力強く育っていました。

こうして繰り返し実をつけた木は30年を超えると、実の付き具合が悪くなるので、木を根元から掘り起こして植え替えるそうです。

植え替え作業を現地のスタッフさんが見せてくれました。植え替えは「農園の中では一番大変な作業」だそうです。木を根元から取り出す大変さや、溶岩の地層に当たらないよう土を入れ替える大変さなどを、スタッフさんが明るく紹介してくれます。そうして植え変えられた苗は一年後にはつぼみをつけ、秋にはほんの少しですがコーヒーが取れるようになるそうです。

コーヒーの木々だけでなく、珍しい南国フルーツの栽培も紹介されました。普段見ることのないホワイトパイナップルやオレンジ、アボカドの木々が紹介され、南国の空気を味わえます。

ツアー中は、小林代表やスタッフさんにチャットで質問ができます。「ハワイ農園で働くにはどうすればいいのか」「収穫にはどれくらいの人手と時間がかかるのか」など、ざっくばらんな質問が飛び交い、どの質問にも気さくに答えてくださっていました。

最後は楽しい抽選会。コーヒーとハワイ双方のカルチャーを味わえるグッズが幸運な一名様にプレゼントされます。見たいところをクローズアップして楽しめるツアーで、一時間半があっという間です。

まとめ

次回は、コーヒー豆の収穫時期の8月あたりに第4弾が実施されるそうです。コーヒー豆を一粒一粒選別するピッキングは大変な作業とのことですが、その作業のおかげで高品質な豆を選りすぐって収穫できるとか。美味しいコナコーヒーが作られていく過程が、次回も続々披露されていくようです。

農園を目で見て学べるほか、現地ならでは話も聞ける楽しいツアーですので、ぜひ一度体験されてみてはいかがでしょうか。

〈今回体験したツアーの概要〉

■ハワイ直営農園ツアー
第3弾:2021/02/23 (火) 10:00-11:20 開催

■講師
UCCハワイコナ農園 小林 司(UCC Hawaii ゼネラルマネージャー)

■定員
60名
■参加費用
2,000円(税込)

■主催:UCCコーヒーアカデミー

UCCアカデミーについて

「UCCコーヒーアカデミー」は、2007年にUCCグループによって神戸に開校されました。UCCグループは1933年の創業以来、「カップから農園まで」一貫したコーヒー事業を展開しています。UCCコーヒーアカデミーでは、このUCC独自の事業展開で培われたコーヒーの専門性を生かし、ビギナーからプロフェッショナルまで幅広い層が学べる多様なカリキュラムを展開。2015年には東京校も開校し楽しく学べる講座を幅広く提供しています。特に現在は、コロナ感染防止対策を徹底した対面型リアル講座のほか、これまでのオンラインセミナーをさらにブラッシュアップした「UCCコーヒーアカデミー・新オンラインセミナー」を開講しています。


提供・Cafend

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