結婚する予定がない。ひとり暮らしをするだけの貯金もまだ貯まっていない。だから、今は実家暮らし。今回は、独身女子が大切にしたい大人の実家暮らしルールをご紹介します。

実家暮らしならではの大変さもある

大人の実家暮らし。昔だったら、結婚も出産も終えている年齢。

でも相手がみつからないし、今は仕事をしていたいし……。しばらく結婚する予定がないなら、まだ実家暮らしの日々が続くでしょう。

家族全員が確実に老いていく中で、今度は自分が両親のサポートに回らなくてはいけません。今回は、独身女子が大切にしたい大人の実家暮らしルールをご紹介します。

ママとの距離感を大切にする

母と娘の関係は、どうしてもべったりになりがちです。友達親子になっているケースも多いでしょう。親友以上に居心地がよく、つい友達との予定よりも母親との予定を優先してしまったり……。

しかし友達親子でいられたのは、お互いに若かったから。それぞれが年齢を重ねると、今度はママが娘に甘えてくるように。

決して経済面というわけではなく、精神面での支えを求めてきます。一緒に住んでいる場合、なおさらママは娘にこうしてほしい、ああしてほしいと注文をつけてきます。

実家暮らしを続けるなら、ママとの距離感を調整しましょう。一緒に過ごす時間も大切ですが、あえてひとりになる時間を多めにとってみるのもあり。

たまにはママに連絡せず、一人旅にでかけたっていいのです。実家暮らしとはいえ、家庭の中で自立しておくのは、これからの自分のためになります。

家事のすべてを主体的に取り組む

実家暮らしを選ぶ理由として「何もかもしてもらえるから楽」という話を耳にしますが、これは完全に自立できていない証拠かも。

本気で家族を支えたい気持ちがあれば、実家で暮らしているからこそ、積極的に家事に取り組もうと思えます。一緒に住んでいれば、確実に両親が老いていくのが分かるからです。そろそろ「やってもらう」のではなく「支えてあげる」立場にならなくてはいけません。

実家暮らしを続けているからこそ、お金を家に入れるだけではなく、両親に負担がかからないように家事のすべてを主体的に取り組みましょう。もう「手伝う」ポジションではないのです。