国内外から多くの人が訪れる人気観光スポット「浅草寺」。お馴染みの雷門はいつも記念撮影を楽しむ人々で賑わい、お土産屋さんやお菓子屋さんなどが並ぶ仲見世通りも観光客であふれているイメージですよね。そんな浅草寺の夜の様子をご存じでしょうか?シャッターが閉まった仲見世通りは閑散とし、境内も人がまばらで、落ち着いた雰囲気が漂います。今回は、じっくりと参拝したい方や、歴史ある建造物を鑑賞したり撮影したりしたい方にオススメな夜の「浅草寺」についてご紹介します!
夜の浅草寺について
オススメの見どころ紹介の前に、「夜の浅草寺」について少しだけご紹介します!
夜の浅草寺では、江戸開府四百年記念事業として平成15年からライトアップが始まりました。
時間は毎日日没~午後11時頃までで、この時間を過ぎてしまうとせっかく夜に訪れても真っ暗で建造物も見えづらく、記念撮影などもしづらいのでご注意くださいね!
夜のお寺ときくと少し怖い印象を抱く方もいらっしゃるかもしれませんが、境内は明るく、観光や散策されている方も適度にいますし、雷門横には交番もあるので、そんなに怖くないので安心して下さいね♪
ちなみに、ライトアップは23時頃までですが、参拝は本堂外からでしたら24時間いつでも可能です。
夜の浅草寺の見どころ紹介
では、さっそく夜の浅草寺の見どころについてご紹介していきます!
ライトアップされている雷門・本堂・五重塔・宝蔵門を中心に、人が少ない夜に訪れたらぜひチェックしてみてほしい見どころを5つご紹介していきます。
①雷門
まずは、やはり浅草寺を訪れたら絶対におさえておきたい「雷門」!
日中は記念写真を撮るのが難しいほど多くの人で賑わいますが、夜はこんなに空いています。
全く誰もいないわけではありませんが、少しタイミングを見計らえば、他の人が映り込まない写真を撮ることも十分に可能です!
明るい時間帯は混雑していて人の波にのって足早に通り過ぎてしまう雷門ですが、夜でしたらじっくりと大提灯の真下から見上げることもできます。
ちなみに、雷門の大提灯は2020年4月に7年ぶりに新調されたばかりで、しばらくは真新しい金具や鮮やかな朱色を楽しめます。
②仲見世通り
お店が営業している間は多くの人で賑わい、なかなか前に進むことも難しい「仲見世通り」も夜はこんなに閑散としています!
お店はやっていませんが、宝蔵門までの通りは電球が灯されていて、明るい道を通っていくことができます。
日中に訪れたことがある方はもちろんのこと、テレビなどで賑わう仲見世通りを見たことがある方にとっては、人がほとんどいないこの景色は圧巻ではないでしょうか?
お店が閉まっているときにしか見ることができないシャッター壁画「浅草絵巻」もじっくりと鑑賞することができるので、ぜひチェックしてみて下さいね!
③宝蔵門
静かな仲見世通りを歩いて行った先に見えるのが、高さ21mを超える朱塗りの門、「宝蔵門」です。
左右に配置されている「仁王像」もしっかりとライトアップされています。
また本堂側からは、照らし出された「大わらじ」もじっくりと鑑賞することができます。
ライトアップされた宝蔵門は日中とはまた異なった厳かさがあり、スカイツリーや五重塔とも一緒に写真におさめることもできるので、さまざまな角度から楽しんでみて下さいね!