プレゼンで力を発揮できる:『TEDトーク世界最高のプレゼン術』

3冊目は、『TEDトーク世界最高のプレゼン術』(ジェレミー・ドノバン著、新潮社)。TEDはいわずと知れた、世界の著名人も注目するスピーチフォーラムです。そのノウハウがぎゅっと詰まったスピーチ指南の一冊といえるでしょう。

筆者の知人でかつて、非常にスピーチが上手な方がいました。日本人離れしたユーモアや熱量、説得力……。どういう風に工夫しているのかと聞いてみました。すると、「ナカセコさんは身振り手振りを加えながら、“皆さん”という言葉をスピーチの中で加えるだけでもだいぶ印象が変わるよ」とアドバイスしてくれました。

本書の中にも“身体を使ったコミュニケーション”と、“つねにあなたという言葉を使う”ということが書かれています。私自身も、それ以来、意識的に手を使って大きく表現するようにしています。

いわゆる会議など、プレゼンで発揮したい「話す力」は、管理職やそれを目指している方にとって必然のスキルといえるでしょう。

個性を生かしながら、先人の知恵を取り入れて

一対一、または大勢の聴衆にむけて、「話す力」を何かともとめられるのがビジネスの世界です。自分の個性を活かしながら先人の知恵をとりいれ、新年度を好機として、新しい自分をアピールし、社内でのポジションをしっかりと構築していきたいものですね。

文・ナカセコ エミコ((株)FILAGE(フィラージュ)代表)/DAILY ANDS

【こちらの記事もおすすめ】
年収400万円以上稼ぐ女がしている3つのこと
性格別!年収アップ方法とは?
自分ブランドを作るために大切なこと
クセのある上司への「的確な」対処法とは
給付金がもらえる人気の資格6選