多くの高校には制服があるので、高校生までは学校に通うときに服装で苦労することは少なかったでしょう。一方、大学に進学すれば、毎日の服は自分で選ぶことになります。大学生らしい大人っぽい雰囲気を目指すなら、どのようなコーディネートがいいのでしょうか?学生生活にマッチしたコーディネートのポイントを紹介します。

手っ取り早く“大学生っぽさ”を演出するなら……

「ティーン向け」と「女子大生向け」のファッション誌を比較して、まず気づくのがヘアカラーの違いでしょう。前者は校則を気にする中高生たちがターゲットである分、モデルも黒髪が中心ですが、大学生向けとなるとヘアカラーのバリエーションが一気に増えます。

そこで、手っ取り早く“大学生っぽさ”を演出するなら、髪を染めるのが一番と言えるかもしれません。

とはいえ、コーディネート全体で派手なヘアカラーが浮いてしまう状態になると“残念”な印象にも。カラーのイメージがつかない場合、まずは“暗髪(暗いトーンのヘアカラーのこと)”で様子を見てもいいですね。

また黒髪にこだわりがある人も、ニュアンスカラーを加えてみると、同じ黒でもまた少し雰囲気が変わるでしょう。たとえばブルー×ブラックだと、少し青みが加わることで、そのままの黒髪よりもクールな印象になりますよ。

荷物が多い大学生のマストアイテム!

講義ごとに必要な教科書や資料、配られるレジュメ、筆記用具、場合によってはノートパソコンも……大学生はなにかと荷物が多いもの。

ミニバッグがトレンドではありますが、キャンパスライフにおいては、「A4サイズが入る」「マチが広い」「耐久性」を重視してバッグを選ぶといいでしょう。いくつか“通学用バッグ”を用意しておくと便利ですよ。

では、通学用バッグはどんなものを用意しておけばいいのでしょうか?教科書など必要なものが入るサイズ感であれば、トートでもリュックタイプでも問題ありませんが、カチッとして見えるレザー系のバッグをひとつ用意しておくといいかもしれません。

バイトの面接に行ったり、課題などについて教授に相談へ行ったり、サークルのOBやOGに少し高級なご飯をご馳走してもらったり……大学生になると世界が一気に広がる分、あまりカジュアル過ぎると失礼にあたる場面も出てきます。

もちろん学生なので、ハイブランドのアイテムを無理して用意する必要はありません。値段はどうあれ、ある程度、きちんとして見えることが大事です。

女子アナファッションは、見た目はもちろん機能面でも最適?

大学生活で忘れてはいけないものといえば、薄手のカーディガンのような羽織れるもの。教室によっては空調の温度設定が合わない場合もあります(これは社会人になってオフィスで過ごす場合も同様)。

講義中、その場で手を挙げて教授やTAに伝えて問題ないのですが、なかなか言い出しづらい場合もあるでしょう。そんなとき体温調節できるカーディガンや羽織ものがあれば安心です。

キレイめのバッグに、薄手のカーディガン。これまで出てきたアイテムを組み合わせると、いわゆる“女子アナファッション”がキャンパスライフにおいては機能面で優れていると言えそうです。

上記ふたつのアイテムにミディアム丈のフレアなスカートとパンプスを組み合わせれば、大人っぽく、それでいてセクシーすぎず、好感度バツグンの上品コーディネートの完成!

キャンパスライフを始めるにあたっては、まず通学用バッグを何パターンか用意した上で、カーディガンなどその他のアイテムを組み合わせていけば、とりあえずは安心と言えるでしょう。

柄やプリントものは子どもっぽく見えてしまう場合もあるので、ファッションに自信がない人は、無地を買っておくのが無難です。