「年収が高い人ほど読書をしている」
というアンケート結果があります。
しらべぇ編集部が成人男女1345人を対象に2015年に実施した調査によると、「月1冊以上、必ず本を買う」という人の割合は年収1,000万円の人は31.9%で、年収300万円未満の人の2倍という結果が出ています。
出典:稼ぐ人はたくさん本を読む?「月に1冊以上必ず本を買う」人の割合を調査!
本を読めば必ずしも年収が上がるわけではないとは思いますが、読書は誰にでもできる「投資」ですから、今日からでも始めたいものです。
ただ、もとから読書好きの人なら良いのですが、そうでない人も多いでしょう。
そこで、筆者は月10冊以上を読むほどの読書好きなので、「読書を習慣化するためのちょっとしたコツ」をお伝えしたいと思います。
まずは買わずに「気になる本リスト」を作る
まずは、尊敬する先輩が読んでいる本、ファッション雑誌で目に留まったブックレビューなど、「おすすめ書籍」で気になった本のタイトル・著者名を手帳などにメモしてみましょう。
ポイントはこの段階で「買わない」こと。
メモした本のリストがある程度溜まったら、次はAmazonでチェックしましょう。1回1回調べるのもよいですが、1週間に一度、1ヵ月に一度と、まとめて調べた方が楽ちんです。
Amazonでは概要やレビューを見て大体の内容を把握すると共に、自分が読んだほうがいい本かどうかの見当をつけるようにするとよいでしょう。
そこで自分に合うと思った本だけ購入すると、「買ったけど読まなかった」というムダを避けることができます。
「その本、図書館にあります」機能をパソコンに追加する
Google Chromeをお使いでしたら「その本、図書館にあります」という機能を、自分が使っているパソコンに追加することができます。
この機能をパソコンに追加・設定しておくと、Amazonで本を検索するだけで、その本が図書館にあるかどうかが表示されます。
やり方はカンタンで、「その本、図書館にあります」とGoogleで検索してみてください。機能を追加するページが表示されますので、そのページの「追加」ボタンを押せばOK。
また、この機能は登録した図書館のデータベースと連動しており、そのまま本の予約もできます!
図書館は複数登録ができるので、よく行く図書館を指定しておくと良いでしょう。家の近くに図書館がないという方は、職場近くの図書館を登録しておくのもよいですね。
ただし、このアプリはChromeにしか対応していないのでご注意ください。他にも同様の機能が出ているようなので、スマホ対応のもの、Firefox対応のものなども調べてみましょう。
行きつけの「本屋併設カフェ」を見つける
最近はカフェを併設し、自由に本を持ち込んで読ませてくれる本屋が増えてきました。
図書館で新作を借りようとすると、半年以上予約待ちということもありますから、そういう本を読みたい時には本屋併設カフェは便利です。
「身銭を切って読むから身につく」という考え方もありますが、本を読む習慣をつけるためには、お金を気にせず読みたい本を読んでみるということでハードルが一つ下がります。
いざ読みたい本が出てきた時のために、こういうカフェがどこにあるか探しておきましょう。
トイレに本棚を作る
「読書のための時間を確保できない」という人は、思い切って、自宅のトイレに本を置くスペースを設けてみては。トイレに入ったら一章ずつ読む、というような癖がつけばしめたものです。
筆者はバスタイムも利用していますが、図書館で借りた本などは濡らすといけませんからあまりオススメできません。
読書できる「環境」を整えることが第一歩
まずは気になる本を手軽に入手できる環境を整えることが読書生活の第一歩。
本は著者が長年かけて手に入れた知恵やノウハウを詰め込んだ、まさに「知識の宝箱」と言えます。
そんな財産を1,000~2,000円程度で読めるのです。購入したとしても安い自己投資ですが、それをさらに無料で読めるというのですから、これを利用しない手はありません。
一日の少しの時間、スマホを本に持ち替えてみてください。こんな小さなことが、あなたの将来を左右するかもしれません。
文・坂口弥生(留学サポート会社Go Global経営)/DAILY ANDS
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