モデルコース行程③レストラン「山猫軒」でランチ 13:00~14:00

【岩手・花巻】宮沢賢治の世界を1日で!童話村・イーハトーブ館・記念館・山猫軒を巡るモデルコース
(画像=かなたあきこ トリップノートより引用)

ランチは、「宮沢賢治記念館」の駐車場を挟んで敷地の反対側にある、レストラン「山猫軒」でいただきましょう。ここはあの『注文の多い料理店』の世界観をもとに造られたレストランで、賢治ファンにはたまらない仕掛けがたくさんあるんです!

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(画像=かなたあきこ トリップノートより引用)
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入り口からさっそく“どなたもどうかお入りください。決してご遠慮はありません。”という『注文の多い料理店』と同じフレーズが掲げられ、ワクワクが止まりません♪

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(画像=かなたあきこ トリップノートより引用)
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店内はごく普通のレストランですが、エントランス付近には山猫のぬいぐるみがデーンと鎮座しています。手には大きなフォークを持ち、“いや、わざわざご苦労です。大へん結構にできました。さあさあおなかにおはいりください。”の決め台詞付き。店に入るなり食べられる…というシュールな世界です。

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(画像=かなたあきこ トリップノートより引用)

レストランの壁面には作中の有名フレーズがあちこちに掲げられ、料理を待つ間に一つひとつ探すのも楽しいですよ。宮沢賢治の絵本もたくさん用意されている上、テーブルには“賢治クイズ”もあり、小さいお子さんも飽きずに待つことができます。

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料理は、白金豚(はっきんとん/プラチナポーク)やほろほろ鳥といった地元特産の食材を用いたメニューが多く、盛岡冷麺やすいとんなどの郷土料理もいただけます。ピザやスパゲッティもありますので、子連れにもおすすめなレストランです。ちなみに、同店の入り口脇には大きなお土産ショップが併設されており、山猫グッズが充実していますのでぜひ立ち寄ってみては。

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『雨ニモマケズ』の階段を下りて「童話村」へ!

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食事とお土産ショッピングを終えたら、最後の目的地「宮沢賢治童話村」へ移動します。この移動でおすすめなのは、「山猫軒」のそばにある長い階段を下りるルート。誰もが知る『雨ニモマケズ』のフレーズが階段の脇に一語一語記されていて、楽しく読みながら歩けますよ。車で来た場合はドライバーだけが車で移動し、「童話村」の駐車場に停めておくと帰りがスムーズです。

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(画像=かなたあきこ トリップノートより引用)
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この階段は、本来は下から上に昇ることを想定しており、下りだと“アメニモマケズ”が“ズケマモニメア”になってしまいますが、そこは目をつぶりましょう。何せ急な階段で、これを昇るのは子供やお年寄りでなくても一苦労。階段利用は下りルートを強くおすすめします。

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もし下から昇る場合は、↑の入り口が目印になります。全部で367段の長丁場ですので、気合を入れて乗り切ってください。「宮沢賢治記念館」はすばらしい展示施設ですので、昇る価値は十分にあります!

この入り口から「童話村」までは道を1本挟んで目と鼻の先です。

モデルコース行程④「宮沢賢治童話村」14:30~17:30

モデルコースのラストは、「宮沢賢治童話村」です。イーハトーブ館や記念館に比べるとお楽しみの要素が強いため、子連れの場合はこちらでの滞在時間を長く取るといいでしょう。場内は、メイン施設である「賢治の学校」をはじめ、「賢治の教室」「銀河ステーション」「天空の広場」「妖精の小径(こみち)」「ふくろうの小径」「山野草園」など幾つものエリアに分かれています。

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「宮沢賢治童話村」については、こちらの記事【岩手・花巻】「宮沢賢治童話村」徹底ガイド!回り方&所要時間を解説で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

「銀河ステーション」

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童話村のエントランスは、石造りのゲート「銀河ステーション」です。実際に乗って写真が撮れるミニSLなど、『銀河鉄道の夜』にちなんだスポットが多くあります。

「天空の広場」

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賢治の学校の入り口へと続くエリアは、「天空の広場」と呼ばれるアートスポットです。くぐるたびにだんだんのっぽになる気分を味わえるアーチや、階段を降りているのに上流へと向かっていく不思議な小川、星座を散りばめた水辺など、洗練されたアートが点在しています。

「賢治の学校」

「賢治の学校」は、賢治作品の世界観を深く学べる童話村のメイン施設です。フォトジェニックな壁画で人気のホールや、『銀河鉄道の夜』に入り込んだような体験ができるコーナーなど、見どころが満載!大人も童心にかえって楽しむことができますよ。

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「賢治の教室」

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「賢治の教室」は、賢治の童話創作に影響を与えた「植物」「動物」「星」「鳥」「石」に関する展示施設です。それぞれのテーマが5棟のログハウスに分かれて展示されており、興味があるテーマに絞って見学するのもOK。ログハウスのうち1棟はお土産ショップになっています。

自然散策コース「ふくろうの小径(こみち)」「妖精の小径」「山野草園」

童話村は2つの室内展示施設を見終えたら終わりではなく、広大な敷地内に整備された自然の中の散策コースを歩くのも、楽しみの一つ。敷地内にはプチ山歩きが楽しめる「ふくろうの小径」と、平坦な「妖精の小径」から続く「山野草園」があります。いずれも、賢治が愛した花巻の自然=イーハトーブを体感できるコースです。

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