味蕾の数については、1935年に行われた実験によると、 ※1935年はムツゴロウさん(畑正憲さん)が生まれた年
高齢者の味蕾は、乳幼児の30~50%まで減少する、と報告されています。 味覚を感知する細胞は半分にまで減ってしまうんですね!
それにしても、、 1935年の実験って古すぎ!もっと新しい実験データ教えてよ!! というみなさんの声が聞こえてきそうなので、
次回は、先月に私たち日本味覚協会が実施した「味覚診断」の結果について報告したいと思います!
※追記
味覚を感知する細胞の集合体「味蕾」の数は、5,000~10,000個ほどあると言われていますが、
乳幼児が一番多い!という説と、
10歳くらいの頃が一番多い!という説があります。
しかし、味覚診断のイベントや「味覚検定チョコ」でテストを行うと、 10歳以下の子供より、20歳前後の人の方が正解率が高くなります。
これは、小さい子は、例えば「苦味」という味を感じることができていても、 その味を「苦い」と表現することができないことが要因となり、 テストの点数が低くなってしまうと考えられています。
本日のまとめ
- 年を取るほど、味覚は衰える
- 味覚が衰える原因は、味蕾(みらい)の数が減少するから、という説が有力
- 美しい思い出は、年を取っても、変わることのない宝物
提供・味覚ステーション
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