【島根県】出雲市
亀嵩温泉〜出雲大社〜日御碕灯台
ヒゲダンのファンクラブの名称ともなり、ポップなメロディーがテンションを上げてくれる楽曲『ブラザーズ』は、島根県内で過ごした夏休みでの出来事からインスピレーションを得ました。
藤原聡さんとギターの小笹大輔さんは、大輔さんのお兄さん(歌詞にも出てくる通称・ザックさん)と仲良く遊びに行くことが多かったといいます。そのブラザーズ、兄弟のような3人で仁多郡奥出雲にある亀嵩温泉へ行き、帰路に車から北方向日本海のあたりに雷が落ち続けているのを目撃します。
雷を追って車で走り、出雲大社を通り越し、最終的には石造りの灯台日本一の高さを誇る日御碕灯台へと辿り着きます。ブラザーズの歌詞にもchasing thunder(雷と追って)という表現が出てくるのは、この時の思い出だそうです。
【鳥取県】大山周辺
ヒゲダンメンバーのうち2人(藤原聡さん、松浦匡希さん)は鳥取県米子市出身なのですが、山陰の名峰・大山(だいせん)からも創作のパワーを受けているようです。大山は、その姿の美しさから出雲富士とも呼ばれ、国立公園にも指定されています。季節によって異なる風景を見せてくれる、人気の自然スポットです。
ヒゲダンの歌の中では、『黄色い車』という曲で生まれ育った地元を離れ、いよいよデビューのため東京へと引っ越す時の情景を歌った曲があります。その曲で「窓から見える大山も ドアを閉めてさようなら」という歌詞があり、地元に別れを告げ、上京して新生活を迎える覚悟のような感情も垣間見えます。
【鳥取県】境港市
ヒゲダンの曲のうち、『FIRE GROUND』や『Stand by you』のミュージックビデオは、アメリカのロサンゼルスで撮影されました。ヒゲダンメンバーがロサンゼルスの名所・サンタモニカビーチを訪れた際に、弓状の海岸線が地元の弓ヶ浜半島に似ていると語りました。
日本の白砂青松100選にも選ばれている弓ヶ浜半島は、全長約17km、幅約4kmの海岸で、日本海と中海を隔てています。砂浜には防風林として松が植樹され、青い海と白い砂浜、そして緑のコントラストの美しい場所です。潮風にあたりながら、ヒゲダンメンバーも愛した鳥取の地元ののどかな風景をお楽しみください。
まとめ
地元・山陰を愛し、大切にしているバンド、Official髭男dism。地元で音楽や仲間と出会い、創作活動に取り組んだことで特にデビュー前後のヒゲダンの曲の背後には山陰の風景が見え隠れしています。ぜひヒゲダンのルーツとなった美しい山陰の風景の中をあなたも旅してみませんか?
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